ピース オブ ケイク | |
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入院DVD、その1。
ツタヤで5本借りて、ノートPCで視聴。
これ、前にも見てましたわ。見たような気がするけど・・、と思いつつ借りましたが、やはりそうでした。
多部未華子と綾野剛のグダグダとした恋愛模様の映画ね。グダグダしているけれど、ドロドロはしてない・・、爽やかではないけど、みたいな。
多部未華子は、登場した時はなんか線が細いかなーという印象が強かったですが、舞台を見たり、この作品を見たりすると、結構存在感が強まっているなーと
思っています。
まあ、このグダグダとして恋愛模様ですけど、人と人の関係、とりわけ男女の関係なんていうのは、それぞれいろんな形があって、グダグダした形になるのも
「普通」というか、別におかしくはないと思います。
場合によっては、それは社会的に非難されたり、いろんな軋轢を生じたりすることは当然あるわけですが。
芸能人とか政治家とかの「不倫」云々がよく批判されたりしますね。声高にこういうのを批判する人というのは、どういう心理なのだろうか。
批判している人は、こんなことは許されないっ!と本気で思う「善意の人」なのだろうか・・・。
私は批判されている政治家の人に対する瀬戸内寂聴さんのコメントが腑に落ちる感じがしました。
これね。https://snjpn.net/archives/30862
「恋は理性の外のもので、突然雷のように天から降ってくる。」
当然、その時々で変化はするものとはいえ、その時代、その地域で主流をなす社会的規範というのはあります。
それに反すれば、何らかの「制裁」を受けるのはある意味当然かもしれません。
しかし、結果としてそうなっても、それはもう雷に打たれたのならしょうがないというところもあるかと思います。
とかいうようなことを、この作品を見ていてあらためて考えたりしました。
映画としては、これは結構好きな作品です。