候補者8

2020-09-03 07:31:03 | 日記

彼への実家への宿泊ツアーのはじまり!

地方都市I駅よりローカル線に乗り換えて、さらに奥へ1時間。

着いた駅は、無人駅かと思われるほどの過疎の駅だ。

そして、さらにそこからバスで1時間。

バスも、1~2時間に1本だ。


バスの窓の景色は、どんどん山奥へ。

時々、ぽつん、ぽつんと家がある。

そして、渓谷のような景色を見ながら、さらに奥へ。

寂れたバス停で降りると、そこからは徒歩。


…誰か、車で迎えに来てくれないんだ…。


「運転できる人間がいなくて…」

あれ?頭で思ったことが、口に出てしまったかな?💦💦


トトロに出てきそうなバス停から、とぼとぼと歩いて30分。

もう、森や林や、切り立った山肌には、見慣れて来た。


旅行だと思って楽しもう…と、思っていたが、本当に旅行なら、もう来たくない💦💦


山道は田畑の景色に変わり、長い一本道の奥、突き当たりに大きなお屋敷が見えて来た。


「この田畑は、敬さんのご実家の…?」

「そう、ここらへんの山もうちの」


…すごい地主だ💦

やっと、到着した。

長い道のりだった💦💦

かなり広い敷地にどーんと大きな平屋建て。

かなりの迫力だ。

建物そのものも、百年以上になるんではないか…と思える古さだ。

日本昔話に出て来そうだ。

こりゃ~大変だ💦💦

あらためて深呼吸した。