彼への実家への宿泊ツアーのはじまり!
地方都市I駅よりローカル線に乗り換えて、さらに奥へ1時間。
着いた駅は、無人駅かと思われるほどの過疎の駅だ。
そして、さらにそこからバスで1時間。
バスも、1~2時間に1本だ。
バスの窓の景色は、どんどん山奥へ。
時々、ぽつん、ぽつんと家がある。
そして、渓谷のような景色を見ながら、さらに奥へ。
寂れたバス停で降りると、そこからは徒歩。
…誰か、車で迎えに来てくれないんだ…。
「運転できる人間がいなくて…」
あれ?頭で思ったことが、口に出てしまったかな?💦💦
トトロに出てきそうなバス停から、とぼとぼと歩いて30分。
もう、森や林や、切り立った山肌には、見慣れて来た。
旅行だと思って楽しもう…と、思っていたが、本当に旅行なら、もう来たくない💦💦
山道は田畑の景色に変わり、長い一本道の奥、突き当たりに大きなお屋敷が見えて来た。
「この田畑は、敬さんのご実家の…?」
「そう、ここらへんの山もうちの」
…すごい地主だ💦
やっと、到着した。
長い道のりだった💦💦
かなり広い敷地にどーんと大きな平屋建て。
かなりの迫力だ。
建物そのものも、百年以上になるんではないか…と思える古さだ。
日本昔話に出て来そうだ。
こりゃ~大変だ💦💦
あらためて深呼吸した。