がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

お前の将来に

2009年06月14日 14時35分06秒 | 娘と息子
息子が職場で上司から包丁を頂いたという。


本体は仕事場。さっそく使い始めているという。

持って帰ってきたのは箱だけだが、刃渡り27センチの立派な牛刀らしい。


以前から「自分の包丁を持て」といわれていたというが、
プレゼントをされるとは思っていなかったことだろう。


それと同時に、包丁をもらった ということは、
息子に期待をかけている という表れではないのだろうか。

まさか、店を一軒まるごと肩に背負え! というほどの重責は負わせないだろうが
簡単にやめることはできなくなったねぇ。


息子に言わせると、

「感激したしお礼はもちろん言ったけど、








 今は包丁より休みが欲しい。」







6月は無休だそうだ。^^;

突然の休暇

2009年06月05日 12時12分34秒 | 娘と息子
3日夜、帰宅した息子が

「お前、働きすぎ。明日休め」

と言われて、4日は急遽思いがけぬ休息日となった。



親として気がかりなのは

「働き過ぎ」がどのレベルなのか。(笑)



親バカ視線で見ると、息子はナマケモノではないとは思っている。


が、他の先輩を差し置いて「休みをもらえる」ほど、
果たして働いているかどうかだ。^^;






しかしここは、上司のいう「働きすぎ」を素直に認めて
ありがたく、息子の貴重な休息日をもらっておこう・・・ (笑)

今度はお姉

2009年06月05日 11時16分33秒 | 娘と息子
娘が「病院付き合って」と数日前に言い出した。

というより、もうずいぶん前から「行きたい」と話していた。

もともと目ヤニがひどいほうで、毎朝起きた時に「目があかな~い」と嘆いていたのだが、
ここ数日それが顕著になってきたという。



・・・ 朝起きても(目ヤニでくっついて)「まぶたが開かない」らしい。


普段、2箇所の仕事を掛け持ちする娘は、なかなかまとまった時間が取れず、
病院を先延ばしにしてきた。
(というか、明け方まで遊んでないでサッサと寝れば、病院へ行くくらいの時間は取れると思うんだが。(笑))



眼科はさすがに厚生病院へ行くしかない。
朝8時半過ぎ、たたき起こした娘と一緒に病院へ。

内科や外科と違って、患者さんの数はそれほど多くなかったため
一時間弱で診察も投薬(目薬3種)も完了。

診断は 「アレルギー性結膜炎」ではないか とのこと。

目薬を続けて、一週間後また見せに来てくれという話だった。







しかし、さすがにもう26歳。大人になったようで、
「一緒に診察室に入ってくれ」はなかったなぁ、残念。 
(ん? 何が残念なんだ?)

智歯(親知らず)で大騒ぎ

2009年06月01日 22時47分55秒 | 娘と息子
息子の抜糸のため、再度北見の病院へ。

め 「ちょっと不安・・」

が 「大丈夫。 バチン とやって、グイッとやってグイグイグイッとやれば終わるから。」

め 「めっちゃ怖えぇ~ (^_^;)」



前の「これから手術のために・・」のときには、診察室へ一緒に入っていったけど、もうそんな必要もなし。



が 「ここで待ってるから」

め 「え・・一緒に入らないの?」  不安そう(笑)



すりガラスの向こうに歯科用の診察台があり、そこに迎えられる。

数分後、道具の袋を破りながら、T村先生がすりガラスの向こう側に。




寝ているだろう息子に覆いかぶさるように数分作業。
何か喋りながら、というのが見て取れる。

そして、終わったらしく、うがいをする息子の影。


そばにある椅子に座り、カルテを載せた移動式テーブルをたぐり寄せ
息子と何か会話をしている。
ときおり壁のカレンダーを見ているので、次の診察日の相談らしい。



立ち上がって、すりガラスから出てきた息子。
スリッパを片付け、廊下へ出てくるなり

ほっぺに両手を当て「痛かった~~」(笑)



私も過去に遠い記憶がある。
縫い終わった糸を取る作業。



口を開けているだけで、道具は何を使っているか、どんなことをやっているのかがわからないだけに、逆に不安を掻き立てる。


耳が近いこともあり、糸を切るときの音が異常に大きく聞こえたものだ。



T村先生が廊下まで出てきて説明をしてくれた。
回復も早く、傷跡もきれいだそうだ。

まだ抜歯後の歯茎が、盛り上がってきていないためにアナがあいた格好で
それが埋まるまでにはまだ少しの期間がかかるそう。

よかったね、これでもう安心してものも食べられる。
歯って大事だね。これからも大事にね。

息子の未来

2009年05月29日 13時13分41秒 | 娘と息子
親知らずの抜歯手術から1週間、
無事に仕事に行きだした息子。

3日目、昼の3時頃帰ってきた息子に、
「あれ、何故こんなに早い?? まさかクビになった?? 」
と臆面もなくいう母。(笑)

「まさか (笑)」

開店前の下準備で忙しい反面、ある程度を仕込むと調理場の人間の仕事もあとはない。 他のパートさん同様「今日はいいよ」と帰されたという。


すぐ自室へ行くのかと思ったら、
習慣になった歯磨きをしながら、ポソポソと話をしだした。

「契約が2年ごと。 継続契約期間中に調理師免許を取って
それから、自分で今後どうするかを改めて考えてみたい。

 俺、中学の時に お父いなくなって、(訳あって一人親です・・^^; )
 お母頑張って俺たち育ててくれたじゃん。

 お母にお返しがしたいんだ・・・」



あぁ、何という殊勝なことを。
ホロリときました母・・・ (/_;)

離婚して早丸5年過ぎ、
お姉も息子も、母が何をしなくても育ってきたじゃない。(育ちすぎくらい)

離婚騒ぎで、親も子供も仕事仲間さえも巻き込んで、
涙も見せたし鬱にもなったし大騒ぎもしたのに

曲がることなくまっすぐ育ってくれたじゃない。

母はそれだけで十分よ。








そう? 

じゃぁ、三食なんて贅沢言わないから、二食昼寝付き仕事なしで、
お姉と息子からの家に入れる毎月の光熱費と食費はお一人様5万円と、
少なくとも母の月のお小遣いは10万ほどね。 (ウソウソ(笑))


智歯(親知らず) で大騒ぎ(補足2)

2009年05月28日 19時05分05秒 | 娘と息子
リスク。


やはりそれなりに「リスク」はありますと、術前に説明を受けた。

1.麻酔による全身疲労

2.麻酔が効かなかったときの痛みへの拒否対応

3.上顎洞の感染

  上の親知らずを抜いた後で、鼻とつながりのある上顎洞と呼ばれる空間が歯の抜けた後を通じて口の中とも繋がり、感染を起こすことがある。
 炎症・膿が口へ流れ出すなどの他、長期間慢性炎症(蓄膿症など)を起こすことがある。



4.術後の腫れ

5.下顎にある神経接触の為、周辺の麻痺が残る。



術後、約1週間を経過するが、術後の健康状態は極めて良!

先生、ありがとう!!

智歯(親知らず) で大騒ぎ(補足)

2009年05月28日 16時51分43秒 | 娘と息子
先の記事で、行われた術式から



○ 切るのも。

 下顎に埋もれてしまっている歯の処置をするために歯茎にメスを入れる。

 下顎左右 1本ずつ。



○ たたくのも。

 露出した歯は横向きですぐ隣の臼歯に隣接・接触して生えているため、
 そのままでは引き抜くことが不可能。
 
 該当臼歯を2片または3片に分断破砕し、取り出す。

 ノミ様のものを目的の臼歯に当て、ハンマーでゴン! ガン!!

 下顎左右 1本ずつ。




○ 縫うのも。

 破砕した臼歯を取り出したのち、切開した歯茎を縫合する。

 下顎左右 1本ずつ。




○ 抜くのも。 (先の記事には記載がなかったが)

 先の2本の臼歯と違い、斜めにはなっているが、
 隣の臼歯には邪魔されず下に向かって生えているため、下向きに抜くことができる。
 
 臼歯に一部アナをあけ、取っ掛かりを作ったあと、
 ペンチ様のものではさみ(あるいは引っ掛け)、臼歯を下へ向かって引き抜く。

 上顎左 1本。


 顔を固定する必要があるため、医師は左手で患者の顔を押さえ、右手にもった道具で抜歯する。






こうして堅っ苦しく専門用語並みの文字だけの羅列だと、そんなに大層には思わないもんだ。

でも、実際には・・・   大変だったねぇ 息子よ。(^_^;)

智歯(親知らず) で大騒ぎ(10) 完

2009年05月28日 15時24分35秒 | 娘と息子
当初、午前中息子を病院へ届けたらすぐに遠軽へ戻るつもりだった。

だが、

「手術が終わるまでいる」

「(麻酔から醒めて)トイレへ行けるのを確認するまでいる」

「夕食が出るまでいる」

と、自分の中でどんどん滞在時間が伸びてしまった。^^;

甘い親なのは百も承知だ。
だがしかし、これまで親らしいこともしてやれなかった思いが交錯し、
「こんな時くらい」と自分勝手に決め付けた。



5時過ぎからようやく言葉が出るようになり、わずかずつ会話を始めた。

6時半過ぎ、夕食が届けられた。

手術のため今日一日食事抜きだった息子は、やっとありつけた食事に感激だったが、
空腹感はあっても、五分がゆの頼りなさと、まだまだ続いている痛みと疲れに
なかなか食が進まず、食べ終わるまでには結構な時間を費やした。

食べ終わり、歯磨きとうがいをするため点滴棒を転がしながら洗面所へ向かう息子と

食器を持って出、運搬台へ載せ、そこで別れた。


あとは一人で大丈夫。  寂しくて泣かなきゃいいが。(笑)



遠軽に着いたのは午後9時半を過ぎていた。
さて、これから仕事だ。 自分がしないからといって、誰かがやってくれるものではない。 頑張らねば。 (日記は5月24日のものです)

智歯(親知らず) で大騒ぎ(9)

2009年05月28日 15時05分11秒 | 娘と息子
術後、病室に戻ってきた息子。
しばらくは眠らせてやらないと、と そっとしておいた。

ところが、入院生活というものはそうそう静かなものではない。

だいたい一時間に1回くらい、誰かがやってくる。


少しでも眠らせてやりたいと思う者にとっては、次から次へと来る『訪問者』には閉口するが、断れるものではない。
何故かというと・・・ 一般の面会とは違い、必要なものばかりだからだ。


1)看護士さん 術後の様子を見に。 

   顔色を見、術後の傷口の確認のため「口開けて~」、
   そして、点滴液の残を確認し、「後でまた来るね」

2)看護士さん 薬を届けに。 

   男性看護士さん。うがい薬と疼痛止め・炎症止め。
   うがい薬の説明と薬の飲み方の説明。

3)介護士さん 掃除。 ミニモップ片手にゴミ箱処理。

   女性看護士さん。見た目、経験が少ないように見えた。
   ベッドそばのロッカーをモップでサササと拭き、
   ベッドの足元のゴミ箱をきれいにしていくのが仕事らしい。

   が、術後、運ばれてきたベッドがゴミ箱に乗り上げた格好になってしまっていて、ゴミ箱を取るのに無理矢理取ろうと「ガン! バキッ! ガタン!」と、ゴミ箱を壊しそうな勢い。^^;

   直接響くベッドに寝ている息子には相当ストレスのかかった音だっただろう。(笑)

4) 介護士さん お茶配り。

   女性介護士さん。 こちらもまだ『この仕事に携わったばかりですぅ♪』を前面に振りまいて歩いているような若い女の子。
   大きなヤカンを両手でヨッコラショと持ち上げながら、

   「水にしますか?お茶がいいですか?」

   「水を持ってきたので今はよろしいです」

5) 看護士さん。血圧測りに。

   女性看護士さん。血圧と、再び口の中の傷の確認と点滴液確認。

以上、2時間の間に病室の訪問を受けた。


私も入院の経験があるが、何が辛いって
「眠りを邪魔されるほど辛いものはない」のだ。

でもまぁ、息子や。 今日は仕方がないわ、我慢なさい。

内容掲示

内容掲示