当初、午前中息子を病院へ届けたらすぐに遠軽へ戻るつもりだった。
だが、
「手術が終わるまでいる」
「(麻酔から醒めて)トイレへ行けるのを確認するまでいる」
「夕食が出るまでいる」
と、自分の中でどんどん滞在時間が伸びてしまった。^^;
甘い親なのは百も承知だ。
だがしかし、これまで親らしいこともしてやれなかった思いが交錯し、
「こんな時くらい」と自分勝手に決め付けた。
5時過ぎからようやく言葉が出るようになり、わずかずつ会話を始めた。
6時半過ぎ、夕食が届けられた。
手術のため今日一日食事抜きだった息子は、やっとありつけた食事に感激だったが、
空腹感はあっても、五分がゆの頼りなさと、まだまだ続いている痛みと疲れに
なかなか食が進まず、食べ終わるまでには結構な時間を費やした。
食べ終わり、歯磨きとうがいをするため点滴棒を転がしながら洗面所へ向かう息子と
食器を持って出、運搬台へ載せ、そこで別れた。
あとは一人で大丈夫。 寂しくて泣かなきゃいいが。(笑)
遠軽に着いたのは午後9時半を過ぎていた。
さて、これから仕事だ。 自分がしないからといって、誰かがやってくれるものではない。 頑張らねば。 (日記は5月24日のものです)