がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

ジレンマ

2010年12月12日 21時30分23秒 | 徒然

12月。

お金に困り、にっちもさっちもいかなくなっていた。

支払がそちこち滞っている。恥ずかしながら、携帯代も電気代もガス代も水道代も、あれもこれも全部二ヶ月遅れ、三ヶ月遅れ。

催促の電話には平謝りに謝り、もう少し待って欲しいと伝え、いつ止められるかわからない携帯や電気代に、

何とかひねり出しては、止められる!という前日にやっとのことで支払う有様。

 

同僚の食事の支度も、素材がろくに買えない。

目の前に転がっている支払に、本当にどうしたらよいか困った。

大きな仕事が控えているとはいえ、これから開発にかかる仕事である。 いつお金がもらえるか全くわからない状況だ。

支払期日は待ってはくれない。

 

そんなところへ、是非にと望まれてアルバイトを始めた。条件は悪くない。

悪くないどころか、そんなにもらっていいんですか?と言いたくなるほど。

今の私としては、まさに天の助けなのだ。

自分のできる範囲で仕事をして、望む以上のお金がもらえる。

誰が考えても「いい話」なのだ。

 

 

だが、同僚が異常にやめさせたがる。

私がそちらに注力して、本来の自分たちの仕事を放棄する という不安からだ。

今は仕事をしていない息子に仕事を渡せ、というが、

バイト先社長とは既に息子の話もしたし、別件での話ではあるが、「この一番忙しい時期、一から教えなくてはならない新入社員はいらない。迷惑なだけ。取る気は全くない。」と言い切られている。

 

 

私としては、自分のスケジュール配分で動いているつもりだが、

同僚にとっては私が別の仕事をすること自体が、すでに彼にとっては裏切り行為なのだ。

 

けんか腰だ。双方とも曲げないから。

 

やめさせる理由はと聞いても虫が知らせるというだけで、何が不安なのか具体的なものは出てこない。

同僚は、年内どころか、この数日に、とにかくデモを作って次の仕事先に持ち込み、お金を工面してもらうと息巻いているが、どうしてもそう簡単に事が進むとは思えない。

通常は、ある程度納品物ができた、または納品完了したものにしかお金は動かない。

それが当然である。現実を考えるとどうしても、お金がもらえるのは早くても年明けとしか思えない。

 

それでなくてもこの数週間、見ていると体調がよくない。

仕事がきついのももちろんあるが、私の不安は増すばかり。

いつまた入院するかも。 そうなったら私一人。 今の仕事はできない。 目の前の支払はどうするんだ。 生活はどうするんだ。 一ヶ月先の生活が既にできないところにいるのに。

 

 

同僚 : あなたが手伝ってくれないと全てダメになる。今の仕事もなくすし、自分の身体も持たないと思う。

私 : 毎日行っているわけでなく、隔日半日だ。その間の一日半は身体をあけている。 その間にできることはいくらでもあるはずだ。 それに経緯がどうあろうと、あなたがダメになればその後の二人の生活費はどうやって工面するのか。あなたが仕事ができなくなる=私の収入もなくなる。 それがどの仕事に対して、ではなく、お金が入ってこない現実があるのに「かもしれない」だけでは生きてはいけない。

 

どちらの言うことも間違ってはいない。 だから、どこまでいっても堂々巡り。

 

精神的に参る。

 

別れた旦那がかぶる。

 


 


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