がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

30年の歳月

2015年05月20日 23時53分48秒 | 徒然

実家食堂で長く続けて来た「両親と仲間たちのカラオケ会」がついに終了となる。

ふた昔、三昔前は、カラオケ機械のある特殊な場所(最新機器を取り入れたスナックとか)へ行かなければ歌えなかったカラオケ機器が 「自宅でも楽しめるカラオケ機器」 へ移行し始めた頃で、今は30歳を過ぎた娘が生まれた年に始まった「両親とその仲間たちとのカラオケ」熱は年々高まり、月に3回、例会をもつまでになった。

時には町の行事のひとつとしての文化祭に参加したり、福祉センターで開催されたカラオケパーティなどにも積極的に出ていった。

忘年会や新年会を企画し、カラオケを楽しむと同時にビンゴゲームや仮装でずい分盛り上がったよね。

私も何度もお手伝いさせてもらいながら楽しませてもらった。

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長い期間、お付き合いしてきた仲間たちの中には、もう二度と会えなくなってしまった方たちもたくさんいる。

元気だった方が突然入院され、そのまま他界してしまったり、子供さんの元へ行くと遠い地への別れがそのまま永遠の別れになってしまった方もいる。

いろいろな方たちと、いろいろな話もしたよね。

「時」 はそれらを遠く 「想い出」 として過去へ置き去りにする。

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父さん母さん、ご苦労さまでした。 

30年間を通り過ぎていった大勢の仲間たちとは、仲良い事もケンカしたことも、良い事ばかりじゃなかった時もあるけれど、実にたくさんの人達と知り合い、素敵な時間を過ごして来たね。

あらためて、その出会いに感謝しなくちゃね。 

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これからは、自分たちの生活を、もう一度楽しもう。

部屋の模様替えをして、がらりと自分の生活を変えて楽しもう。

だって、これまで 「自分たちが毎日過ごして来た生活の場」 は、常に 「人が出入りする客間であり続けた場」 だった。

10日に一度開催される例会のため、趣味のものを広げたくても 「すぐに片づけられることが条件」 だったし、

部屋の家具などの配置は、例会に来るお客さんを座らせるための場所確保が前提だったね。

足が痛くなって、歩くにも辛くなってきた母さんにとって、
家そのものを変えることは出来なくても、工夫次第で 危険回避を考えながら、安心して住まい出来る場所を作ることができると思う。

ほら、電動ドリルの出番!(笑)  ネジ釘は足りる? ペンキの補充は?

楽しみはこれから! 

母さんの 「80代からの自分住まいづくり」 のはじまりはじまり~ *\(^o^)/*


内容掲示

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