がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

続く不審火事

2016年05月18日 23時44分23秒 | 徒然

今年になって、遠軽では火事のサイレンが成る頻度が高い。

午前1時、遠く聞こえる消防車のサイレンは途切れることはなく、ついに大サイレンが鳴った。

外へ出て見回してみると、瞰望岩沿いに湧別方面へ白くたなびく煙を不審に思い、左側へ目を転じるが家の陰に邪魔をされ火元地域の特定はできず。

実家は? 南町の親戚は? 西町の親戚は? 知人宅は大丈夫か??

3年前に危うく実家が燃えてしまう恐怖を未だに忘れられない不安はピークに達し、

現場を特定したく、車に乗り、国道へ、そして遠軽大橋へかかったところで、西町に不穏な煙のあがるのを目撃。

「左を見て!」 新たな消防車がサイレンを鳴らしながら西町踏切を越えていく。

追いかけるように左折したが、現場近くでは既にたくさんの車が止められ、多くの野次馬がひしめきあっていた。

左の家が火を噴き、右の家が煙が吹きだしている。 

原因が不明なので、どちらが出火元なのか、もらい火がどちらなのか不明だが、

一軒だけでなく隣家へ類焼というのが、何とも切ない気持ちになってしまった。

早々に帰宅後、ストーブ周りの干しものに対する防火環境やコンセント周りのホコリ対処のチェックをする。

こんなことがなければ、家の中のメンテナンスに動かない自分も情けない。

普段から、燃えやすいものを置かない。家の中、外もきちんと片づける。
それに徹底しなければと改めて考えてしまった。 

なかなか寝付けず、外はうっすらと明るくなってきた。 

午前4時。 現場は鎮火しただろうか、と考えながら布団に潜り込む。

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今日は同僚の病院通院日で午後から北見へ。

何やかんやと10件以上の立ち寄り場所があり、帰宅したのは午後10時近く。

買ってきた食材をとりあえず冷蔵庫野菜室へ放り込み、PCの電源を入れた。

知人から火事について、「ニュースで流れた」とメッセージが入っており、検索して確認したところ 「放火の疑いがあり・・・」

 

直後に、トイレへ行ったのだが、落ち着いた瞬間、ピン!と直感が働いた。

「放火?」

ふと、ある場所が非常に気になりだしたのだ。

あの場所だけはすぐに片づけなければ。

築50年を越えるこの家。

古くから存在するこの家には地下室があり、灯り取りの窓が4か所ある。

その窓部分にベニヤを貼り、雪除けのためか 古い廃材を積み上げてあった。

ベニヤも廃材も、何十年も置かれていたようで、風雨にさらされ劣化して剥がれ落ち、

ライターでも近づければあっというまに火がつく状況になっていた。

越して来た時から変わらず置かれていたもので、「危ないよねぇ」などと笑って済まして来たが、

今はこれらを即、 「片づけろ!」 と自分の中の直感が指示をした。

運よく?? 娘が仕事を終えて帰宅♪ 

「娘!手伝え!」と 暗い中 ごそごそと該当場所の片づけを始める。

 

 

危険個所は少しでも排除していかなくては。そう思い、せっせと作業を進める母だが、

「ちょっとちょっと。深夜に懐中電灯の灯りで、家の裏でごそごそやってる不審者(母の事)扱いで、母が通報されるよ!」

あら、大変だ。(笑)


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