長く遠軽町内で営業してきてくれた銭湯「松の湯」さんが、今年で廃業されるという。
子供の頃から、ずっと使わせていただいてきただけに非常に残念だが、
設備の老朽化などの理由から、既に決定された。
さて。
困ったのは風呂の無い家に住む、別居の両親のこれからの入浴。
自宅に家風呂があり、たまに 「大きなお風呂へ」 ではない。 始めから、風呂の無い家に住む人間だっているのだ。
銭湯があったからこそ、気持ちよく過ごしてこられたのだ。
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名目上、「お風呂あります」自分の家へ連れてこようにも、自分家は風呂釜のない、シャワーのみ。
おまけに冬場の浴室内は寒く、高齢となった両親にとって 良い環境ではない。
入浴させてあげたい対象の両親と、
送り迎えをしてあげたい側の パートや土木作業員の子供らや私と、
時間的なズレがありすぎて、ますます不便。
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悩む両親を後目に、私はまず 「出来る事はやってみる!」派。
急ぎ、役場関連 「げんき21」 へ相談に走る。
「自宅に風呂がなく、長く 松の湯 さんへお世話になった両親なのですが、廃業されることになり、困っています。
こちらのお風呂を使わせていただく事はできるのでしょうか」
毎週火曜日と金曜日、午前11時から午後3時まで。 65才以上は無料。
無料というのはありがたいが、両親にとって
・これまでよりも自宅 ← → 入浴施設 間の距離が離れる。(足の悪い母にとって場所が遠くなることは文字通り『痛い』のだ)
・入浴時間帯が営業時間中。(午前11時~午後3時は食堂にとって営業時間中)
悩むところだが、悩んでいる状況ではない。
まずは使用許可証をゲット。
「施設(浴場)を使用する目的」 で、その場で発行してくれました。
入浴時間中、私が店にいる時間を少し延ばして、近く、最初の入浴に送って行ってあげようと思います。
残念なのは、「65才以上」 で、65才以下の私は入れないということ。
お金払ってもいいから、遠軽でお風呂が欲しいよ。
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