がんぼのぶらり紀行

北海道オホーツク遠軽で、昭和時代のお茶の間みたいな食堂 やってる おばちゃんです。

【片づけ祭り】実家 寝室の拡張

2016年08月28日 16時13分38秒 | 徒然

3か月さかのぼり、父がまだ入院中のこと。

一人なのだし、寒い寝室から少しでも暖かい居間で寝てはと提案し、母が居間へ自分ベッドを移動。

寝室は、まもなく父が帰って来るかもしれない前提で、

「部屋をもう少し使いやすくしたい」と再び整理整頓を始める。

写真:現状。十何年も前に部屋の奥の押入れの中段を撤去し、和ダンスが置かれ、中に着物類。天井にパイプを渡して普段着をかけていた。 

以前は、母ベッドの真上にメタルラック棚を利用して重い諸々を載せていたのだが、落下した場合の危険性を考え、モノ減らしと棚を撤去した。

父の病状により、帰宅しても階下のトイレへ行かせるのは無理だろうと、ポータブルトイレを置く必要が出て来たのだが、今のままでは置場がない。

狭さを解消したい。

「だったらさぁ・・・この際さぁ・・・」 ・・・ やんわりと、強制的に、母に強要する、片づけ魔の娘。いや、鬼娘。(笑)

知人の叔母さんが昨年亡くなったのだが、使わないからともらい受けたポータブルトイレ。

変形5畳半の部屋に、布団2組とトイレスペース。 狭いわな~(^^;

片づけ魔の鬼娘は、言葉巧みに母を丸め込み、一気に作業を進める。← わずか1時間弱でコトが進んでしまうものだから、母 何が何だかわからぬうちにどんどん進んでいく。(笑) 

写真:引き出しを全て出す。50年前から大切にしてきた高価な着物や和装小物たち。

一人娘に着せてやりたいと、ちまちまと貯めて買い揃えたのに、

娘は 「忙しい時間ばかり。着物を着ている時間はない」 と冷たい。

最後に着物を着たのは(千人踊りの浴衣を除けば) 35年前の旭川従姉妹の結婚式が最後か。

和タンスは瞬く間に分解され。。。

あっと言う間に、壁が出現。

和タンスを取り外したあとにがっくりするやら苦笑いしながら、床や壁が「カッコ悪いから」とペンキを塗ったりする母。← 充分、あなたも仕事が早い(笑)

怪力おばちゃんの手で階下へ降ろされた和タンス外枠は、あっと言う間に無残に破壊され・・(=人=) 長いことお世話になりました。合掌・・

母は「何とか他の方法で使えないだろうか」と引き出しの処理にかかる。

入っていたたくさんの着物たち。

娘はもう着ないけれど、孫はもう着れないけれど(寸法合わず(^^;)

他で供給を求める方たちに使っていただけるよう手配をする。 インターネット買取。

写真:人ひとり通れるかという廊下に所せましと置かれた引き出し。

階下へ持ち下り、次の出番を待つ。

重ね置きして、段違いの棚を造る予定。

写真;二階から見た実家の階段。

築80年という昔ながらの造りの家の階段は、角度がとても急。

高齢の両親は、いつ足を踏み外してもおかしくない角度。 

病院では、「家の改装工事をして・・」と簡単に言ってくれるが、

長年暮らして来た家だ。費用やら都合やら、考えたら、そう簡単に口にしてほしくない。

皆、今を生きるのが精いっぱい。はいそうですか、では、と大工さんに電話を入れられるような優雅な生活ではない。 

これでも母の実行力と私の案だけで(σ(^^)、手をださず(笑))、各段の踏み板を、向かって右側を3センチほど拡張工事したのだ。

自分たち素人が出来る事は、とにかく何でもやる。

母は父が、私は両親が、

少しでも生活に苦痛がないよう進めていきたいのだが・・・ 

ちょっとずつでもいい。両親と子供らと、いつも相談し、どんなことでも前向きに生きていきたい。 


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