貧者のサイクル??
賃金水準、世界に劣後 脱せるか 「貧者のサイクル」
20年間で賃金の低下は日本だけ。
今日の日経新聞の見出しです。
日経新聞から。
貧者のサイクル?
じゃなくて、貧者のスパイラルです。貧困層の世襲です。
ごく一部のエリート社員の年収は確実に上がっています。
20年間、賃金低下をしているのは、
今や6割以上に膨れ上がった非正規社員の賃金です。
【日経新聞の記事】
日本の賃金が世界で大きく取り残されている。
ここ数年は一律のベースアップが復活しているとはいえ、
過去20年間の時給をみると日本は9%減り、主要国で唯一のマイナス。
国際競争力の維持を理由に賃金を抑えてきたため、欧米に劣後した。
記事のホンネは、
賃金を抑えるために、正社員のクビを切り、派遣社員だらけにした。
正社員をクビにし、派遣社員だらけにした日産のゴーンは英雄になり、
多くの労働者の年収は200万円前後になり、ゴーンの年収だけは20億円になった。
大手の派遣会社パソナの会長・竹中平蔵は、
派遣会社取締役会長職を隠し、東洋大学教授を名乗のり、
派遣社員からのピンハネが年収数億円にもなった。
【以上、日経新聞のホンネですよ】。
「貧者のサイクル」を抜け出せるか。
抜け出せません! 貧者のスパイラルになっています。
世界共通語である非正規社員が7割を超えています。
賃金が上がるわけがありません。
非正規社員だらけの日本社会です。
貧困層は世襲になっています。
貧困層は、エリートにはなれません。
新カースト制による階級社会は目の前です。