S氏によればD700の後継機は年内に・・・

 9月3日にD700の後継機は今年のクリスマス前に登場する?!と云う記事を書いたが、実に残念なのだが、その時の記事内容を訂正する必要が生じた。ニュースソースは3日の記事と同じS氏である。

 S氏によれば、D700の後継機は年内に登場することはないと云うことである。その理由は、ソニー製の2,450万画素(有効画素数)のCMOSセンサー(つまりD3Xと同等品)の調達ができないからだと云う。調達できない正確な理由まではわからないとのことだが、考えられるのは、D700後継機で見込まれるロット数の供給ができない、もしくは歩留りが悪くてコスト的に見合わない、のいずれかではないかと云うのがS氏の推測である。

 しかしだ、キヤノンとソニーが自社製のイメージセンサーを使用しているのに対してニコンンはこれまでソニー製を使用。デジタルカメラの一番重要な部品を他メーカー、しかもDSLRを製造しているソニーから調達しなければならないニコンのポジションは実に危ういと云える訳だな。

 そんな中で登場したD3100のイメージセンサーはニコンのオリジナルではないかと云われている。オリジナルとは云っても、正確にはニコンオリジナル設計とでも云うべきか。世界有数の半導体製造機器メーカーであるニコンが、実は自社では半導体(イメージセンサーはLSIと同じものと理解して大きな間違いはない)を製造していないのだから、何とも面白い話ではある。

 どうやらニコンはイメージセンサーの自社開発(そして製造)にシフトし始めているのではないかとの情報も流れてきているが、果たしてどこまでが事実であるのか、あるいはD700後継機の発表遅延がそのこととどの程度関連があるのか、郷秋<Gauche>には知る由もないが、いずれにせよ、D700後継機が年内に登場することはないと云うことらしい。

 しかしだな、D700後継機のための貯金は着々と増え続ける郷秋<Gauche>であるぞ。この調子ではD700後継機が2台、もしくはD4Sが買えてしまうんじゃないか、と云うのは、真っ黒な嘘(^^)。


 記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いて白山谷戸の稲刈り。脱穀までを一気に済ませてしまう大型の稲刈り機も、脱穀の後の稲わらは束ねて刈取り後の田んぼにポイポイと投げ捨てていく。おそらくは細かく裁断して田んぼに捲いていくこともできるのだと思うが、畑作で敷き藁にするなど利用価値も多いことからそうはせず、乾燥させるために人力で三角錐にしているのだと思う。
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