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只今帰省中

 1000円で帰れる昨日中に帰京(京都のお住まいの方は、我こそ「帰京組なり」と主張されるかも知れないな)、帰阪されたのではないかと思うが、ヒコーキやJR利用の方には今日、自宅に戻られたと云う方も少なくないのではないかと思われるそんな中で、郷秋<Gauche>は、ようやく本日、帰省である。 

 

 大晦日には家族全員が家に揃い(帰省し)家族全員で正月を迎えるのが伝統的な日本の家庭の、そして正月の有り様なのだとするならば、核家族化が当たり前となった今、自分の家族(妻と子ども)が全員そろうことと、自分が自身の親と共に揃うと云うのはイコールではない。まさに郷秋<Gauche>の家庭がそうなのである。 

 

 だから、郷秋<Gauche>は自身の家族(子供たち)が全員そろった2日に新年を祝う食事会をし、今日3日に父母の待つ故郷に帰省した。かつて一族郎党が一つの家に、家長の元にうち揃い年末年始を共に過ごし祝ったのとは違った形になっているのが、現代日本の家族の有り様である。 

 

子供との家庭も、親との家庭もどちらも自分の家庭、家であるわけだが、子供が小さい時には何の問題もなく同一あった二つの家庭(家)が、子供が成長し仕事を持つようになると別のものになって来るのである。50年前にはほとんど問題にはならなかったことかもしれないが、長寿高齢化の今となると、こういうことが当たり前のように起こることとなる。家族とは、家とは何なのかをあらためて考えさせられる正月なのである。

 

   

   記事本文と、ほんの少し関係のある今日の一枚は、多分、郷秋<Gauche>が3歳の時の正月に、父が自宅の茶の間で撮ってくれたもの。年末に古い写真の入った箱を整理していたら出てきた一枚。出てきたプリントのサイズは4cm×4cm。つまり、本来4cm×6.5cm 8枚撮り撮り用のベスト判(127)をスクエア(4cm×4cm 12枚撮り)に使った「ヨンヨン」のコンタクト(密着焼き)と思われる。調べてみるとこの「ヨンヨン」は1960年代まで多用された」とされていることから間違いないと思われるが、果たしてどんなカメラで撮ったものなのか。明日にでもオヤジに聞いてみたいと思うが、覚えているかどうか。ちなみにオリジナルはかなり大きな歪曲があったが、上に掲載した写真は経年による傷みとともにPhotoshopで修正・加工したものである。

ちなみに幼き郷秋<Gauche>の後ろの生け花は郷秋<Gauche>のオヤジが活けたもので、右端に写っている茶箪笥は半世紀以上経た今も現役である。

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