唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
2013年に登場する(かも知れない)気になるカメラ
まずはこちらをご覧ください。日本の雑誌「日本カメラ」に掲載された2013年に日本のカメラメーカーから登場する(かもしれない)新製品の予測記事です。しかしだ、日本のカメラ雑誌に掲載された記事を、英語で書かれたWebsiteで読むと云うのは、考えてもみれば不思議な話だが、気付かぬうちにボーダレスな社会になっていると云う事、そしてフィルムからデジタルへと時代は変わっても、カメラを作ることの出来るメーカーは「ほとんど」日本にしか存在しないと云う事であるなぁ。
さて、件の記事に書かれた主だった情報を以下にまとめてみよう。(注:ここで云う「主だった」とは、郷秋<Gauche>の興味を引く、と云う意味でありますので、読者諸氏が気になるカメラやメーカーについて触れられていないとしても、お気を悪くされませよう予めお断り、お願いしておきます。)
Nikon(ニコン):
D7100 in March:はい、昨日発表になりました。
D400 in June:私には、D400つまりD300Sの後継機が出るとは思えません。だってそうでしょう。187,000円(あと半年経てば160K円になる事でしょう。ボディのみ、郷秋<Gauche>調べ。)のD600と124,000円のD7100の間にいったいどんなカメラが必要だというのでしょうか。可能性があるとすれば、高速、望遠系撮影に向いたD7100に対して、フルフレームの更なる廉価版の登場でしょうか。仮称としても、D400と云う型番(D+三桁)からはそれが窺えます。
Nikon 2 in September:これはビックリの情報です。1インチセンサーのNikon 1に続いてNikon 2ですか?! 既に噂となっているAPS-Cセンサーを搭載したノンレフレックス(世間では「ミラーレス」と呼ばれているカテゴリです)がこれに当たるような気がしますが、ニコンが三つ目のマウント規格を策定するかどうかは疑問です。Fマウントをそのまま使って、素通しあるいは縮小光学系(see here)をもったアダプターを用意すれば良いわけですからね。
D4x in October:そうですか。私には縁の無いカメラです。D800が3200万画素、D3200、D5200、D7100が2400万画素だと云うのに、フラッグシップのD4が1600万画素では確かにまずいですからね。4800万画素で登場かな?
Olympus(オリンパス):
OM-D E-M7 in August/September:プロ用OM-D登場と云うことですか? D800では重たくて持ち歩けなくなった頃にE-M9を購入する可能性はあるな。
E-7 in September/October:オリンパスファンには朗報かも知れませんが、こんなものを出していたらカメラ事業の黒字化が更に遅れること必至。経営陣がゴーサインを出すとは思えません。
Pentax(ペンタックス):
645D - II in June:登場から三年目のモデルチェンジ。価格半分のD800が3600万画素ですから中判の645Dが4000万画素のままでは確かにまずい。いや、ホントは画素数よりも画素の大きさ(ピッチ)の方が問題なんだけどね。一気に6000万画素と云うのは価格面から現実的ではなく、4800万画素で更なる画質向上が中心か。
Ricoh(リコー):
GR Digital V in September:元祖「高級コンデジ」もいよいよAPS-Cに移行。イメージセンサーの大型化で、過去の栄光を取り戻すことが出来るでしょうか。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、一週間前に咲き始めたばかりのなるせの森谷戸奥の一本梅。さて、明日はいかに。
blog:恩田の森Now
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