村上春樹氏の新刊

 今日の神奈川新聞に「村上春樹さん4月に新作」との記事。「文藝春秋」が、村上春樹氏の新作長編を4月に刊行することを明らかにしたとの内容。しかしだ、これは文藝春秋の広告ではなく、新聞による報道。ある作家の新刊がでることが、出版社の広告ではなく新聞が報道するのって、異例の事じゃないだろうか。

 まっ、それだけ村上氏の作品が注目・支持されていると云う事ではあるのだが、件の記事には「(前略)村上さんはフランツ・カフカ賞、エルサレム賞など国際的な文学賞も受賞」と、次は「ノーベル文学賞!」と云わんばかりの論調であるが、それはどうかと思う郷秋<Gauche>であるぞ。


 今日の一枚は、郷秋<Gauche>がお勧めする村上氏の著作二点。例えば代表作「ノルウェイの森」、近作「1Q83」が話題になる村上氏だけれど、氏の作品の理解するためにはどうしても読んでおく必要があるのがこの二冊である。

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