今年のF1はつまらない

 2013年シーズンの開幕戦、オーストラリアGPまで一カ月を切り、各チームの2013年シーズンを戦うマシンが発表され、テストでは誰が、どのマシンが速かったとの報道がされる時期となったが、郷秋<Gauche>は「今年のF1は面白くない」と断言する。

 だってそうだろう。日本人ドライバーがいないF1なんて見る価値がない。それはクリープの入っていないコーヒー(古過ぎ)、七味唐辛子が振られていない焼き鳥、刻み葱がのっていない冷奴みたいなものだ。比喩の拙さはともかく、日本人ドライバーがいないF1など、見る気もしない郷秋<Gauche>であるぞ。

 断っておくが、郷秋<Gauche>が熱烈な小林可夢偉のファンであると云うようなことではない。いや、小林はこれまでの日本人F1ドライバーの中で最も才能あるドライバーであるけれど、だから郷秋<Gauche>が小林のファンになり、彼を応援するために眠い目を擦りながら地上波の中継を見ていたと云う訳では無い。

 屁理屈をこねるならば、F1と云う欧州文化の中で日本人がどれだけの力を発揮できるのかを見極めたいのだ。それはエンジンを作る、マシンを作る、チームとして挑む、ドライバーとして挑む、何でも良いのだが、日本が、日本人がヨーロッパの文化に挑戦し、どこまでその力を発揮できるのか、願わくば、日本の力がフェラーリを、マクラーレンを、レッドブルを、メルセデスを凌駕する、その瞬間を見たく、ただただその思いで中継を見ているのである。

 だと云うのに、チームとしては無論の事、エンジンサプライヤーとしても、ドライバーとしても、日本の、日本人のいないF1なんて、まったく面白くもないし興味もない。だから、2013年のF1は「つまらない」のである。

 でもね、やっぱり見ちゃうんだよね、きっと。だって、速くてそして美しくしいマシンが好きな郷秋<Gauche>だから(^^;


 例によって記事本文とは何の関係もない(実はまったく関係が無いわけでもない)今日の一枚は、なるせの森で長閑に放し飼いにされている鶏。でもだ、ただの鶏ではない。これは戦う鶏、(小)軍鶏(しゃも)。速いマシンは美しく、強い生き物もまた美しいのだ。ならば強い(人間の)女性は美しく、美しい女性は強いのかと云う疑問がわくのだが、このことについて書きだすと明日の朝になりそうなので止めておく。ではでは、また(^^;

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