日本語のお勉強

 お勉強と云うよりはお遊びかも知れないが・・・。
 昨日の神奈川新聞21面に「階段より頂上へ マリンタワー」と云うタイトルの記事(昨日の新聞を今日読んでいるんです)。

 この記事のタイトルを見て、郷秋はその意味するところをすぐに理解することが出来なかった。「階段より高い所に頂上がある」なのか、「階段より頂上の方が眺めが良いから頂上へ行く」だとするとその階段はどう云う階段なんだとか、あれこれ考えてようやく「階段『で』頂上『まで』上る」なのだろうとようやく理解出来た。郷秋は頭が悪い、もしくは著しく理解力が劣るのだ。だってそうだろう、天下の神奈川新聞の記者が記事に付けたタイトルの意味を瞬時に理解できないのだから。

 郷秋でもすぐに理解できるタイトルへの書き換えは簡単であった。「階段『で』頂上へ」である。つまり、普段はエレベーターで頂上に上るのだが、非常階段を使って「頂上」まで自分の足で上るイベントがマリンタワーで行われたと云う記事なのである。

 しかし、実はもう一つ疑問があるのだ。マリンタワーの「頂上」とは、マリンタワーのてっぺんの事だろう。塗装や修理の為にとび職はそこまで上ることがあるかも知れないが、一般の人がそこまで行くことは出来ないはずである。でもタイトルには「頂上へ」と書かれている。記事を読むと、階段「で」向かった先は29階にある展望フロアであることが解る。ならば記事のタイトルは「階段で展望フロアへ」だろうと、郷秋は思うぞ。

 いや~ぁ、神奈川新聞は正しい日本語表現について考えるきっかけをくださる、郷秋にとっては日本語の先生のような新聞であるなぁ。感謝。


 例によって記事本本とは何の関係もない今日の一枚は、昨日訪れた、西武線航空公園前駅の駅前に、ドド~~~ンと展示されているYS-11。

http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/
 13日に撮影した写真を掲載いたしております。木々が一斉に芽吹きだす森の様子をどうぞご覧ください。

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