441万ドットのEVF

 セイコーエプソンが、441万ドットのEVF向け液晶パネル(ULTIMICRONの新型L3FJ63800C。1,400×RGB×1,050のSXGA+。画面サイズ0.66型)の量産を開始したことを発表した。
http://www.epson.jp/osirase/2015/151209_2.htm?fwlink=jptop_news_151209_2 

 EVFもついにOver 400万ドットの時代到来ですね。現時点ではこれを搭載したカメラは存在しないし、だから勿論、郷秋<Gauche>も確認したわけではありませんが、ここまで来るとSLRの光学式ファインダーの優位性がほとんどなくなるのではないかと想像するのですがどうでしょうね。

 1959年のNikon(ニコン)Fの登場以来50年以上カメラ界に君臨してきたSLR・DSLRもその座をノンレフレックス(ミラーレス)カメラに譲る時が見えてきたということです。現時点での最大の問題はそのお値段でしょうか。もともと超高価なフラッグシップモデルが更に高価なものになりますからね。

 オリンピックイヤーに各メーカーから新しいフラッグシップモデルが登場するのが業界の慣わしとなっていますが、残念ながら2016年には間に合いそうにありません。そうなると次なるタイミングは東京オリンピックが開催される2020年です。その時には倍の882万ドットのEVFかもしれませんね。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、伝統的な(D)SLRで撮った「初冬の輝き」。

 横浜市青葉区の里山「恩田の森」の四季の移ろいを毎週ご覧いただける「恩田の森Now」も是非ご覧ください。ただいまは5日に撮影した写真を4点掲載いたしております。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori 

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