唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
閉店
郷秋<Gauche>のblogが閉店になるわけではい。近所のガソリンスタンドが閉店したと云うお話し。所謂セルフ店だったが、ポンプが6台くらいある結構大きな店だったし、お客さんもそこそこ入っていたように見えたけれど、閉店。以前からGSは利益が薄く経営が厳しいとは聞いていたけれど、やっぱり予想以上に厳しいんだなと実感。
これまでリッターあたり10km走っていた車が、やれハイブリッドだ何とか燃焼だと云いながらリッターあたり20kmも走る時代になると、つまりだ、これまで二週間に一度給油に来た客は月に一度に、月に一度給油に来ていた客は二ヶ月に一度しかガソリンを入れに来なくなる。お客さんの数が半分になるということだ。つまり売り上げ半減。
これまでと同じ経費をかけながら売り上げが半分になっては経営が成り立つわけがない。ガソリンの消費量減少に対応できなかった運営会社が悪いということになる訳だが、需要や原油価格、為替相場の急激なの変化があったのも事実。しかし、都市部ならば数キロ走れば他のGSがある訳だが、地方に行くとそう云う訳にはいかない。ガソリンを入れるためだけに何十キロも走らなければならないところもあるのだ。
GS運営会社の自助努力ももちろん必要だが、政府の何がしかのテコ入れがないと過疎地での生活が成り立たなくなるという危険性も孕んでいるGSの廃業問題なのである。石化燃料依存比率の低下は良いとしても、特に地方の場合にはGSの廃業問題は他業種小売店の廃業をも示唆する大問題のはずなのであるが、どうも政府やマスコミの反応が鈍いことが気になる郷秋<Gauche>であるぞ。
横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に3月21日撮影の写真を4点掲載いたしております。早春から欄春へと移りゆく森の様子をどうぞご覧ください。
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