サードパーティー

 「サードパーティー」と云うと、世間一般ではPC本体のメーカーとは資本関係がないのにそのPCで使用できる周辺機器やソフトウェアを製造・販売している会社をさすことが多いようですが、カメラの世界では主としてボディのメーカーとは関係なくレンズを製造・販売している会社のことをさします。三回目のパーティーではありません(^^)

 27日にFマウントのTEFNON 28mm F2.8について書きましたが、TEFNON(テフノン)を作っていたのは小堀製作所と云うメーカーで、このようなメーカーを 「サードパーティー」と云う言う訳です。同社のWebsiteを見ると商品紹介のページに「デジタル一眼レフ用ズームレンズ」と書かれておりますが、少なくとも私はAFのTEFNONを見たことも聞いたこともありません。しかしながら主要取引先の中に栃木ニコンの名前がありますのでレンズ単体か硝材でニコンと取引があるのでしょうね。

 カメラレンズのサードパーティーと云うと今はタムロン(TAMRON)、シグマ(SIGMA)、トキナー(Tokina)ですね。タムロンは以前からカメラメーカー向けにOEMも行っており、ミノルタのレンズの中には一目でタムロン製と分かるデザインのものがありましたので、ミノルタを引き継いだソニーにも供給されているかも知れません。シグマは他社ブランドのOEM生産も行っているようです。大手カメラメーカーも作っていない超弩級のAPO 200-500mm F2.8 EX DGが有名。トキナーはフィルターのケンコーの子会社です。このところ急に高級路線を走り始めましたね。

 27日にも書きましたが、かつでは「安いけれど性能もそれない」のサードパーティーでしたが、最近は優れた技術と商品企画力を得て安いからではなくこれらのメーカーのレンズをあえて選ぶユーザーも多くなってきています。

 かく云う私もマクロレンズはタムロン90mmですし、APS-S用の超広角ズームはシグマです。トキナーが、ほとんど使っておりませんが500mm F8を持っております。このレンズは、今ではメーカー純正は皆無(Nikon もかつてはレフレックスの500mm、1000mm、2000mmを作っていた)となってしまったミラーレスならぬ「ミラー(レフレックス)レンズ」です。

 と云う訳で今日の一枚はTokina RMC 500mm F8ミラーレンズ。私が持っているのはもちろんFマウントですがF-->M4/3のマウントアダプターを介してマイクロフォーサーズ機に装着すると35mmフルフレーム換算で1000mmの(画角を持つ)レンズとして使用することが出来ることになります。

 blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori には、ただいまは5月25日に撮った写真を7点掲載いたしております。真夏日となった森の様子をどうぞご覧ください。

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