Nikon D6 & 120-300 F2.8

 昨日書いた通り、Nikon(ニコン)からD5の後継機となるD6が開発中であることが本日発表されました。D5からの正常進化ですが、ペンタプリズム部が従来モデルよりも高く、D850に近い形になっています。ここに新しい「何か」が入っている訳ですね。何かと云うと、それはGPSレシーバーでしょう。多分。

 そして驚いたのは前情報がなかった新しい望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR」(長い名前!)の同時発表です。カバーする焦点距離が他社製品を含めて初めての、云わば新ジャンルのズームレンズです。類似のレンズとしてはAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRがありますが、これのF値をそのままに焦点距離を50%程伸ばしたもので、開放値F2.8のズームレンズとしては一番長いレンズになるでしょうか。

 長い名前の後半は電磁絞りで、高価な蛍石レンズとEDレンズを使用していて手振れ補正機構内蔵であることがそれぞれアルファベット二文字で記されているのですが、解らないのが後ろから2番目の「SR」です。現在のラインナップには「SR」の二文字はありません。いったい何を意味しているのでしょうか。

 とまれ2020オリンピック、とりわけ屋内競技ではD6とこのレンズの組み合わせをたくさん見ることになりそうです。ただ、アマチュアには高価に過ぎますね。単焦点のAF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR IIでさえ実売60万円ですのでこれは80万円近くにはなるでしょう。少なくとも郷秋<Gauche>には無縁のレンズです。

 と云う訳で今日の一枚は、D6とAF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR。画像はNikonのWebsiteより。

 blog「恩田の森Now」 https://blog.goo.ne.jp/ondanomoriに8月24日に撮った写真を5点掲載いたしております。猛暑に見舞われた森の様子をご覧いただければ幸いです。

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