唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
裸木と鈍色の空〜写真の楽しみ
近所の公園、鈍色の空をバックにした欅の裸木。冬の南関東らしい青い空をバックにした裸木も素敵ですが、今にも白い物が落ちてきそうな鈍色の空をバックにした力強い裸木も好きです。むしろこちらの方が好きだったりするのは私が東北の生まれ育ちだからかも知れません。
このような写真をご覧いただくと、モノクロのフィルムで撮ったのかとか、デジタルでもモノクロームモードで撮ったのか?撮ってから色のデータを落としたのか?と聞かれることがあるのですが、いずれでもなくDSLRでごくフツーに撮ったカラー写真です。もちろん色の要素はほとんでありませんが。
写真は光がなければ成立しない化学現象(デジタルは物理・電気現象)を利用していますが、その光の力や特性を上手く利用することで様々な表現をすることができます。顕著に現れる違いは光の強弱と色温度です。それぞれ撮影の際の露出補正と色温度設定でコントロールすることができます。
露出もピントもホワイトバランスも自動で最適に調整してくれるのが今時のカメラですがそれぞれの仕組みを理解し、それぞれを手動で調整することも可能です。そうすることですべてカメラ任せで撮ったのとは「ちょっと」違った写真を作ることも可能です。それが写真の魅力、楽しさのひとつでもありますね。
補足:昨日ご覧ただきました「自家製オレンジジュース」は光の強弱を利用して撮ったものです。撮影後にPhotoshopで若干の調整はしていますが、基本はあのように撮れるような光のコントロール(セッティング)と露出の設定に依っています。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは1月15日に撮影した写真を7点掲載しております。冬日和となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/9abb4c1441da41df7d113a12af0552e2
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