開花まであと二週間?

 庭の枇杷(びわ。バラ科ビワ属)の木の蕾。
 バラ科の果樹の多くは春に花を咲かせ早いものでは初夏、遅いものでも秋には実が熟し収穫の時を迎えますが、枇杷は師走の寒空の下で花を咲かせ翌年の初夏に実が熟し収穫の時を迎えます。その実の形が楽器の琵琶(びわ)に似ていることから命名されたとのことですが、お気付きの通り当てられた漢字が異なります。

 寒い時期に花を咲かせることから、枇杷の蕾はご覧の通り暖かそうな毛皮に包まれて開花の時を待ちます。翌年の初夏に熟すその実の色は他の言葉では形容のしようのない、まさに枇杷色。優しいその色と味とがまさの爽やかな初夏にふさわしい枇杷ですが、実が小さく、それでいて中には大ぶりな種が入っておりますので可食部が少ないのが残念な枇杷の実でもあります。

 なお、先にバラ科ビワ属と記しましたが、シャリンバイ属とすべきとの最近の研究成果もあるようですが、ここでは旧来から馴染みのあるビワ属といたしましたことをご承知おきください。

  横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは10月28日に撮影した写真を6点掲載しております。秋も深まりつつある森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
 二週続けてお休みとなりました恩田の森での撮影と掲載ですが、今週末には復活できそうです。どうぞお楽しみに!

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