唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
青葉台に全長18mの連節バス登場!
午前中に買い物に行ったのに買い忘れた物があり、夕方近くに近所のお店まで散歩がてらの買い出し。買い物を終えて店を出たら目の前を見慣れぬバスが通過。慌ててiPhoneを取り出して撮ったのが上の写真。東急バスの連節バスでした。
横浜市と東急バスは、東急田園都市線青葉台駅発着で青葉区内最北西部の住宅地、玉川学園台(小田急線の玉川学園前駅までは2km、年配者では歩けないほどの距離がある。バス便はない)を巡る路線が乗車率低下によって維持が困難になって来ている一方、ほぼ同じ方面にある日本体育大学(以下、日体大)へのバス路線には需要があるのに乗務員不足で増便が難しいことへの解決策として日体大までの路線には乗車定員180%増しの連節バスを導入し、閑散路線である玉川学園台路線は日体大バス停発着とし乗り換えてもらうことで便数を確保(現在より増便予定。小型バスを使用するのでしょう)する計画を策定したのです。
既に日体大までのバス停は全長18メートルのバスが停車できるようにする工事が始まっており今日時点で半分くらい終了しているようですが、いよいよ18mの実車を使っての完熟走行が始まったようです。
連節バスはトレーラーとは違い切り離せない(トラクターがトレーラーを牽引するのではなく、連節の後ろ側にエンジンと駆動輪があり後ろから押される)ことから牽引免許ではなく、通常の大型免許で運転できるようです。今まで12mのバスに乗務していた運転士とは云え、いきなり挙動も違うであろう18mの連節バスを運転するためには相当の練習が必要なのでしょう。改修したバス停の使い勝手も検証しなければなりませんからね。
バス路線の維持が困難とは云っても、地方の過疎地と都市部の高齢化が進んだ地域とでは事情が大きく異なります。過疎地では人口密度が低く中型・小型のバスでも採算が合わないために10人乗りのハイエースを使ったりしているようです。玉川学園台などは狭い地域に500世帯1500人が密集居住しておりますが高齢化が進み最寄りの駅・商店街までの移動手段が不可欠なのに低乗車率。一方近隣の日体大路線は朝夕の通学時間帯には12mの大型バスが1時間に10本以上走っているのに、雨の日などは途中のバス停からは乗車できない程の状況となっているのです。
都市部では、昭和40年代に鉄道駅から遠い場所で開発された団地はどこも高齢化が進み、そのための移動手段の確保が喫緊の課題となっています。同じような悩みであっても、過疎地のそれは更に深刻なものがあるのものと思われます。私が住む青葉区でも民間がすぐに参入できる移動スーパーや買い物代行の業者を目にすることが増えてきました。国は、高齢者の運転免許返納を奨励する前に、この問題への答えを出さなければならないのではないかと思う郷秋<Gauche>なのであります。
あまり目にしたことのない連節バスのことを書こうと思い書き出したのでしたが、あらぬ所に着地してしまいました。脱線御免。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは10月28日に撮影した写真を6点掲載しております。秋も深まりつつある森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
blog「恩田の森Now」
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