恩田の森の山の裾で白百合がポツンと一輪咲いておりました。細い葉から台湾原産の高砂百合(タカサゴユリ)と思われますが、この清楚な百合を見るとその名前よりも先に「うるわしの白百合」の旋律が思い浮かんでくるのです。
うるわしの白百合 ささやきぬ昔を
イエス君きみの墓より いでましし昔を
うるわしの白百合 ささやきぬ昔を
百合の花 百合の花 ささやきぬ昔を
(讃美歌496番)
「うるわしの白百合」は敬愛するおばさま(小原信(のぶ)先生)の愛唱歌。おばさまのご葬儀の折には聖歌隊の一員として歌い、その後も折につけて歌ってきた讃美歌です。群れて咲くのではなくポツリと一輪咲く白百合は、気高い精神性と凛とした美しさをたたえておリました。
横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影し掲載しているblog「恩田の森Now」。ただいまは8月1日に撮影した写真を5点掲載いたしております。長かった梅雨が明けてようやく盛夏となった森の様子をご覧いだけたら嬉しいです。
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