少しでも遠くに種子を運ぶために大きな翼をつけたモミジの果実。これは、春の芽生えの時から紅葉している野村楓(のむらかえで。ムクロジ科カエデ属)の翼果です。
植物は己が子孫を残すために様々に工夫をしています。あるものは種子が熟すとパチンとはじけて種子を飛ばす、あるものは落下傘のような綿毛をつけてフワフワと飛んでいく、またあるものは鳥が見つけて食べてくれるように赤い果皮をまとい、糞と一緒に種子をまいてもらう。そしてモミジはと云えば、自らのタネに翼を生やし少しでも遠くに飛んでいく作戦なのですね。
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月7日に撮影した写真を6点掲載しております。田植え間近となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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