弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

ウィキリークスによる米政府の外交公電の暴露

2010年11月30日 | 政治、経済、社会問題

そもそもアサンジ氏の目的が何なのか、見えてきません。

まだ、どういうふうに考えていいのか、まとまりませんが、
公表されてような内容は、ありそうなことで、
そういう意味では予想の範囲内のような気がします。

ただ、なぜこんなに大量の情報が漏えいしたかです。
いったん漏えいするとこうなるのかもしれません。
怖いといえば怖いです。

しかし情報化の時代では、このような事態を想定しておかなければ
ならないのかもしれません。

いずれにしても、アメリカに代わる国はないし、
公表された本人等にとっては忘れたい事柄のようですし、
幸いなことに、悪いのはアサンジ氏ということで、格好の攻撃対象も
はっきりしています。

とりあえずは、なんとか収拾するのではという気がしますが。

ウィキリークスによる暴露は続くようですから、
まだまだ目を離せません。


検察審議決の取り消し訴訟、小沢氏が取り下げ

2010年11月30日 | 政治、経済、社会問題

ということです。

これは良かったです。
本来、刑事訴訟手続きの中で争うべきものだからです。

刑事手続きでどうなるかは、難しい判断です。

もともと訴因の変更については広く認められているし、
その前の段階ですし、
検察審査会についての改正背景を尊重すると
なかなか難しいところがあります。

見守るしかないですね。