やはりこういう大災害の後では、安定感のある人にお願いするしかないですね。
東京が中心になって頑張っていくしかないわけで、国に遠慮なくモノ申す人が
いいですね。
それはそうと、昨日は、陸前高田市長のビデオを紹介しましたが、
彼は小沢一郎の地元で民主推薦の候補に勝って市長になったんですね。
私は、小沢一郎と民主党の組み合わせは不自然と思っていますが。
なかなか気骨のある人物なんでしょうね。
大阪では、維新の会が過半数を制したとか。
自分の信念に従って行動する、実行力のある政治家の存在は頼もしいです。
ただ、残念なことは、こういう人は、ごくごく少数派だということです。
国政の場にこういう存在感のある人が出ると日本も変わってくるかもしれません。
ところで、大震災から1か月ですが、海外の目は、称賛から不信・違和感に変わって
います。
危機管理についての理念の差だという見方がありますが、
私は、というよりは、日本は建前、きれいごとの社会だということだと考えています。
原発事故は起こってはならない→起こらない→起こったときの対応は考えはない。
しかし、現実には事故は起こり得るし、起こる→何も起こらなかったふりをして
汚染水を海に垂れ流す→それで解決。無責任極まりない社会です。
実際に被害はあるが、そもそも事故は起こらないから被害もあるはずない。
つまり、見ないということです。
為政者はそれで終わり。実際に被害に遭った下々のもののことは知らない。
文句を言われたら、その時は、被害に遭ったのはかわいそう、助けてあげよう、
というわけです。
もうそろそろ、そういうきれいごと、建前の社会はかえる必要があります。