訴訟は勝負である。
勝敗を決めるのは、法律構成である。
それは証拠によって証明できるものでなければならない。
法律構成というのは、どこにスポットライトをあて、どうアプローチするかと言ってもよい。
当事者は案外真相を知らないものなのだ。わからないといってもよい。
隠れている小さなものにいかに気付くかである。
そんなことを考えながら、あちこちの書類を調べながら、案を練っていた。
夕陽にひかれて撮った写真があった。
この写真じゃ惹かれた理由が見えてこない。そんなことを思っていた。
雲の中から、馬?に乗って、多分獲物を狙って疾走している野生の若者の姿が見えてきた。
ウイリアム王子夫妻のロイヤルアスコット観戦のニュースを読んだせいかもしれない。
きっと何かを感じさせるものがあったのだと、納得した。
訴訟事件の決定打も何か気になるところに潜んでいる。
気になるところ、気になることが何か、どこかに気付き、見つけることのように思う。
そんなことを考えながらとりとめもない一日を過ごした。