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塗装を行ないました。サーフェイサーで下地を作り、車体色はガルパンカラーセット黒森峰Ver.の黒森峰ゲルブⅡを使用して吹き付けました。
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車輪のゴム部分は、ミスターカラーの137番のタイヤブラックで吹き付け塗装しました。その後にキャップ部分などを黒森峰ゲルブⅡで筆塗りしたのですが、塗料の沈殿部分の色調になったため、吹き付け塗装した車体色よりやや明るめの色になりました。思わぬ失敗でしたが、今回で黒森峰ゲルブⅡの塗料をほぼ使い切ってしまったため、塗り直しは後の機会を待つことにしました。
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装備品などの木製部分は43番のウッドブラウン、金属部分は28番の黒鉄色で塗りました。バックライトは47番のクリアーレッドと49番のクリアーオレンジを使いました。
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ジャッキは、あらかじめ28番の黒鉄色で塗っておいたのを取り付けました。留め具も同じカラーでした。
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全ての装備品の塗装が完了しました。劇中車においては、クリーニングロッドも黒鉄色なので、その通りに仕上げました。
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転輪をはめました。ポリキャップ使用なので、接着の手間が要らず楽でした。キャップ部分の色はやっぱり明るめです。同じ塗料なのに微妙に違う色感で仕上がることがありますので、注意が必要です。
以前に大洗チームのポルシェティーガーを作った時には、劇中車の車体と転輪の色が微妙に異なるので、同じ塗料を今回のように使い分けて色調の微妙な差異をうまく応用しましたが、今回のケースでは逆効果になりました。
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履帯は、28番の黒鉄色で塗っておいたのを装着しました。
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デカールは、おなじみのモデルカステンのデカールセットのものを使用しました。
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上図中央の、下にJ4とある2枚が、今回の使用分です。車体の左右側面中央に貼ります。
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公式設定資料図やアニメシーンを参考にして、デカールを貼りました。
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デカール貼りが終わりました。2枚だけなので楽でした。
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可動するハッチの裏側は、劇中車のシーンが無いので色すら分かりませんが、車体色に近いカラーで適当に塗っておきました。
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これで塗装とデカール貼り付けが全て完了しました。この時点で、エンジン点検ハッチを逆にはめ込んでいることに気が付きましたので、正しくはめ直しました。
このハッチは、接着せずに可動の状態にしていたから良かったものの、よく考えますと可動にしたところで内部の構造を再現して見られるわけではないので、可動は意味が無かったな、と思い直しました。車体を傾けたりするたびにポロポロと落ちてしまいますので、思い切って接着固定してしまおうか、と思いました。
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エンジン点検ハッチの向きを正しく直しての、完成の図です。 (続く)