ステップ13では、砲身やハッチ類を組み立てます。組み立てガイドの通りに進めていきました。
パーツを切り出して並べました。
組み立てが終わりました。
ステップ14では、砲身、ハッチ類、予備履帯などを車体に取り付けます。このうち、予備履帯はガルパン仕様への修正が必要となります。
まずキューポラ部分を取り付けました。そのハッチは、開いた状態のパーツG5しかありません。これをキューポラ内に収めて閉状態にする場合、ちょっとつっかえたりしてすんなりと収まりませんでした。これは仕方ないか、と思ってとくに調整などは行ないませんでした。
予備履帯については、劇中シーンを見ると左右とも同じ形状であることが分かります。取り付けの向きは逆で、モールドされている留め具も並列となっています。
キットのパーツは、上図のようになっています。右がG23、左がG24です。形状が同じなのはG23の方ですが、その留め具のモールドは左側がずれています。G24は突起が二つあり、かつ留め具のモールドは左側がずれています。これらを上図のように修正します。
修正後の状態です。G24の突起を中央の一つにして、G23、G24両方の左側の留め具のモールドを削り取り、右側のモールドに合わせてプラ材で再現し直しました。向きも逆にして、劇中車の状態に合わせました。これらは、塗装後に車体に取り付ける予定です。
砲身を車体に取り付けました。88ミリ砲の存在感はさすがです。
ステップ15では、トラベリングクランプを組み立てます。ステップ16では兵士のパーツを組み立てますが、これは今回の制作においては対象外ですのでスルーします。
トラベリングクランプのパーツ類を切り出しました。
公式設定資料図を見ますと、トラベリングクランプは後ろに倒して収納されていることが分かります。キットの組み立てガイドの指示では、前に倒す形と、砲身を支える形の二シーンのみが表されています。組み立てながら後ろに倒して取り付けることになります。
難なく組み立てが終わりました。可動させることも出来ますが、ここでは接着して固定しました。
ラストのステップ17です。兵士のフィギュアは全て不要です。ワイヤーロープも不要です。前部牽引ホールドのA20だけを、突起を内側に向けて取り付けます。
A20を取り付けました。
以上で、塗装前の組み立て工程、およびガルパン仕様への改造および修正の全てを終えました。履帯と予備履帯とハッチ類、装備品などは塗装後に取り付ける予定です。
武骨な箱型スタイルの、独特の雰囲気が一種の迫力をもともなっています。画像やボックスアートで見るよりも、立体感、奥行き感があります。
車体はポルシェティーガーと同一ですが、上部戦闘室が大型なので、ポルシェティーガーよりも大きな姿に感じられます。ヤークトティーガーと余り変わらない大きさですが、感覚的にはヤークトティーガーよりも大きい感じがあります。その大きさの印象は、まさにエレファント(象)ですね。 (続く)