気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

黒森峰女学園 エレファント 作ります!! その4

2015年12月21日 | ガルパン模型制作記

 ステップ5では、左右のフェンダーを取り付けます。ガルパン仕様への工作ポイントが幾つかありますので、公式設定資料図や劇中ワンシーンなどにて、順に紹介してゆきましょう。


 まずは公式設定資料図を御覧下さい。赤枠内の斜めの棒状のものは雨樋です。その両端が下に折れ曲がっています。キットのパーツG2は真っ直ぐなので、片方の端を曲げる必要があります。
 二つの黄枠内にはワイヤーロープの留め具があります。キットのパーツA1にあたりますが、取り付け位置が少し異なります。白円は、キットパーツのG19およびG20にモールドされているステーの位置ですが、劇中車にはステーがありませんので、削り取ります。
 また、フェンダー上面はガルパン戦車の例にもれずツルツルです。実際の車輛にみられる滑り止めが省略されているためです。これまで作った他車輛のキットでは、滑り止めモールドはそのままにしてきましたが、今回は気合を入れてツルツルに均してゆきます。


 ワンシーンで前部の様子を見ますと、左右フェンダーの前部がヒンジ部より外されているのが分かります。キットのパーツのG21、G22においてヒンジ部より前をカットする必要があります。


 続いて、車体前部の二ヶ所の赤円内の四角のパーツは、キットのパーツA3に該当しますが、取り付け位置が約1ミリほど後ろにずれます。


 以上の情報をふまえて、ガルパン仕様への修正に取り掛かりました。上図は作業前の状態です。


 戦闘室前面の雨樋のパーツG2を、一方の端を約4ミリ折り曲げて取り付けました。上図では向かって左側のパーツを取り付け終えています。右側のパーツは右脇に原状のままで置いてあります。


 右側のパーツも、同じように一方の端を約4ミリ折り曲げて取り付けました。これで雨樋の改造は完了です。


 左右フェンダーのパーツを全て切り出して並べました。幾つかのパーツを組み合わせる形ですが、表面の滑り止めモールドを削り取るには、このような分割式パーツの方が都合が良いです。


 各パーツの表面の滑り止めモールドを削り取って、劇中車と同じようにツルツルにしました。


 左右フェンダーの前部にあたるG21、G22です。


 劇中車の形状にあわせて、ヒンジ部より前をカットしました。フェンダーピンのモールドを削ってしまわないように注意しながら、慎重に工作しました。その後、表面の滑り止めモールドを削り取りました。


 左右フェンダーのパーツを、組み立てガイドの指示通りに車体に一度仮組みし、パーツの合いをチェックしました。異状が無かったので、後でフェンダー後部パーツG19、G20のステーのモールドを削り取りました。


 車体やフェンダー上に取り付ける小部品を全て切り出しました。


 ワイヤーロープ留め具のA1は、キットの指示位置よりも下にずらしてフェンダー面にくっつけました。


 左右フェンダー部の組み立てが完了しました。


 最後に、車体前部の二ヶ所の四角のパーツA3を、キットの指示位置より約1ミリ後ろにずらして取り付けました。以上で、ステップ5の工程が終わりました。 (続く)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする