気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

黒森峰女学園 エレファント 作ります!! その6

2015年12月25日 | ガルパン模型制作記

 ステップ9では、ホイールつまり転輪を取り付けますが、既にステップ8の続きにて実施済みです。ステップ10は、連結式履帯の組み立てガイドとなっています。図に合わせてパーツを組んでゆけば、楽に組み立てられるようになっています。


 この段階でステップ9は完了していました。


 転輪は、すべて軸部が突出した形で、劇中車独特の形状を再現してあります。ガルパンのエレファントとして、実在の車輛との差別化を図ったポイントの最たるものと思われます。


 連結式履帯の組み立てに取り掛かりました。ずっとベルト式の履帯パーツを利用していましたので、連結式のパーツを組むのは今回が初めてでした。何事も経験だ、と思ってやってみた次第です。


 組み立てガイド図の上にパーツを置いて、図に従ってパーツを接着してゆくと、思ったよりも簡単に上図の状態に組み上がりました。


 ステップ11は、連結式履帯の組み立てガイドの見取り図となっています。起動輪や誘導輪に組み付けた状態で車体に取り付ける、という指示になっていますが、仮組みしてみると、その方法は実際にはかなり難しいのでした。あちこちにつっかえてうまくはまらないのでした。


 そこで、起動輪や誘導輪を組み付けずに、履帯と別々にセットして、それから組み合わせる、というやり方で試してみました。すると、すんなりと上図のように仮組みも出来ました。


 履帯を組み立てた時の接着剤がまだ固まらないうちに、仮組みを行なって履帯の形を整え、その状態で一日置いて乾燥させました。翌日に、いったん履帯と起動輪と誘導輪とを取り外しました。これらは、塗装後に正式に接着する予定です。


 ステップ12では、車体各所の小部品などを取り付けます。ガルパン仕様への工作ポイントは五つあります。またA9とB2は不要です。


 劇中のワンシーンを見ると、パーツA26の取り付け位置が、右側のみ異なっています。劇中車は左右のA26の取り付け位置が対称になっています。


 続いて背面の状況を見ましょう。予備履帯は三枚で構成されています。バックランプB14の取り付け位置は、キット指示よりも上にあります。後部牽引ホールドは、突起を内側にして取り付けます。ジャッキ台の留め帯と留め金具の形状がキットパーツB27と異なります。


 以上の情報をふまえて、組み立てにかかるべくパーツを切り出しました。


 右側フェンダー上に置かれるB2は不要なので、その取り付け穴を埋めました。


 予備履帯はE1、E2、E1、の三枚で作りました。ジャッキはハンドルB21を斜めに取り付けました。仮組みの際に上の整流版に少しつっかえることが判明したからです。


 パーツA26を取り付けました。右側のパーツの取り付け位置は、キットの指示では黄円内ですが、劇中車では赤円内の位置になります。元の取り付け穴は埋め、A26の形状も劇中車に合わせて軸を短く調整しました。


 バックランプの取り付け位置は、キットでは上図のような状態です。劇中車よりも下の位置につきます。これを修正します。


 修正後の状態です。基部のモールドを丁寧に削り取り、プラ材でコードカバーを延長し、劇中車と同じ位置に基部モールドおよびB14を取り付けました。B14も、劇中車の形に合わせて少し形を調整しました。


 ジャッキ台のパーツB27です。留め帯が横についていますが、劇中車では縦についています。


 横の帯を削り取り、プラ材で縦の留め帯および固定金具を再現しました。


 車体に取り付けました。


 予備履帯は、劇中車では上端の軸に引っ掛けてセットしてありますので、上端にプラ材で軸を追加しました。左右につけましたが、後で中央にもつけました。


 予備履帯を仮組みしてみたところ、劇中車のそれよりも下の位置になることが分かりました。再計測の結果、ステップで取り付けた掛け具G1の位置が正しくないことが判明しました。キットの取り付け指示よりも約3ミリ上に移動して取り付けるのがガルパン仕様でした。
 そこで、掛け具G1を丁寧に剥がして、約3ミリ上に移動しました。


 再び予備履帯を仮組みして、劇中車と同じ状態にセットされたのを確認しました。上図のように、予備履帯の真ん中の一枚が、背面中央の薬莢排出口と同じ高さにくるのがガルパン仕様です。 (続く)

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