ステップ6では、整流板など、車体背面の各部品を取り付けます。ガルパン仕様への工作は、三ヵ所にあります。
劇中のワンシーンを御覧下さい。車体背面右上隅につくアンテナの基部がみえます。キットでは省略されていて該当パーツが見当たりませんので、ジャンクパーツなどを用いて自作するしかありません。
車体下部に取り付けられる雑具箱の表面はフラットです。キットのパーツB42には、X字形のモールドがついていますので削り取る必要があります。
また、雑具箱の留め金具は、キットのモールドよりも細長いです。排熱口カバー側面のパーツB36、B37にはないヒンジ状の突起が劇中車にはあります。
以上をふまえて、組み立てに取り掛かりました。上図は雑具箱B42、排熱口カバーのパーツ4個です。
雑具箱B42には、X字形のモールドがついています。これが劇中車にはありません。留め金具のモールドも小さくて目立たない感じです。
X字形のモールドおよび留め金具のモールドの大半を削り取りました。
プラ板で留め金具を適当に作り、排熱口カバー側面のパーツB36、B37にヒンジ状突起を再現しました。
小さな部品を全て切り出しした。これらは組み立てガイドの指示通りに取り付けました。
取り付けが終わった状態です。
アンテナ基部は、キットでは省略されていて、基台のC5のみを取り付けるだけになっています。
ジャンクパーツから適当な部品を持ってきて、それらしく自作しました。
ステップ7では、足回りのサスペンションやホイールなどを組み立てます。前述のようにホイールは劇中車の形状に合わせてA13を12個揃えていますので、A14は不要です。
サスペンションを組み立ててゆきました。
組み立てガイドの指示通りに組むと、サスペンションは可動状態になります。可動状態でも良いのですが、足回りが安定しませんので、全て接着して固定しても良いだろうと考えました。
車輪類のパーツを全て並べました。
車輪類の組み立てが終わりました。
ステップ8では、組み立てたサスペンションやホイールを車体に取り付けます。組み立てガイドの指示通りに進めました。
サスペンションを取り付けました。
車輪類を全て取り付けました。接着せず、ポリキャップによるはめ込み式ですので、取り外す事も出来ます。このキットの履帯は連結式で組みますので、起動輪や誘導輪などが自在に取り外せるのは有難いです。履帯を組み付ける時と、装着する時には、起動輪および誘導輪に巻きつけた状態で行なうことになるでしょう。 (続く)