岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

鉄筋の意味

2008-09-12 | ためになること
今日は、現場・土岐市・お客様コースでした。

昨日お客様より基礎の鉄筋について尋ねられましたので、ここでちょっと解説。

鉄筋とコンクリートは一体で効果を発揮します。鉄筋は主に引っ張りの力に抵抗します。コンクリートは主に圧縮の力に抵抗します。また、鉄筋が網の目になっているのは、コンクリートがばらばらにならないように拘束するためです。

鉄筋は鉄ですから錆びます。錆びるとなんで悪いかというと強度が落ちるという理由もありますが、もっと大きな理由は錆びて膨張し、コンクリートが剥がれ落ちるのです。そうなると、基準強度は出なくなります。

コンクリートは、アルカリ性です。錆びる=酸化です。コンクリートに囲まれている鉄筋は酸化から守られているのです。
けど、最近の雨は酸性が強いです。コンクリートは雨にあたると中性化が始まります。鉄筋まで中性化が進むと、鉄筋は錆びだします。

それを少しでも遅らせるには、鉄筋にコンクリートが沢山まきついていたほうがよいということになります。 だから、コンクリートのかぶり厚さは重要だということになります。

それでは、専門的に学んでいない方が良い鉄筋組か判断する方法はないか?というと、私はあると思います。

それは、組まれた鉄筋を見て「おお、美しい」と思うかどうか。
何か凄いぞ! と思ったら、多分その鉄筋組みはOKです。
あれっ?  と思ったら、要チェックです。

人の感覚は凄い力を持っていると私は思います。


写真は土岐からの帰り高速道路を写した物です。これも鉄筋コンクリート。
昔、高層ビルの現場で、現場でのプレストレストコンクリートを打ったことがあります。コンクリートにあらかじめ圧縮力をかけておくと、なぜかこの橋のように長い距離を飛ばすことが出来るのです。 理由は・・・私にあったときに尋ねてください。