岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

壁の隙間

2009-12-24 | 日記
今日は東濃地方の点検。床下にもぐってきました。
昨日の点検では、小さな水漏れを発見しました。
やっぱり床下点検は大切と感じております。

やり始めた当初は、暗い床下に入っていって何か出てきたり、異次元空間につながっていてどこかに飛んでいってしまったらどうしようとかアホなことを考えていましたが、最近はスピードアップの手法を考えながらもぐっています。

床下と同時に他のところも検査します。下水のつまり、建具、サッシ、シーリングなどです。そして、内装で気になるのは、柱や梁と壁との隙間です。

新築して3年くらいしないと、木は落ち着いてくれません。乾燥をさせてある材料でも、縮んだり、割れたり、少しそったりします。すると、柱や梁と壁の間に隙間が開きます。

大きく目立つところは、ボンドコークというもので埋めます。しかし、小さなものは、何もしません。また、2年以上経ったお宅の場合も、あまり処理はしません。
それは、ボンドコークを使った場所が将来的に目立つからです。
(実はモデルハウスで失敗しています)

傷や隙間は自然の素材が味に変えてくれます。そんな、おおらかな家造りを目指しています。

写真は、忙しいといいながら
「クリスマスのアウトレットモールはどんな感じだろう?」と、サボっているときに撮った写真です。

昔はクリスマスイブになると用も無いのに「今日はちょっと」といいながら見栄で早く帰ったのですが、この年になるとクリスマスってあんまり関係ないんですよね。(と、誰に同意を得ているのだろう)

3年目のお客様

2009-12-24 | 日記
今朝は3年目のお客様の検査。
この一年で色々成長していました。

庭の木々、床の色、キズの数、そしてお子様
全て良い塩梅になっていくんですね。

お昼からは、春から着工するお客様との打ち合わせ。小さなお子様と一緒にいらっしゃいました。
この子が歩く頃、家が出来て、1年目の床下点検の時にはしゃべって・・
そして、家も一緒に成長して行く。

自然素材は健康志向とか期の香りが安らぐとか言われますが、私が一番いいなと思うのが、この「成長」ですね。
合板のフローリングやビニルクロスではなかなか実現しにくいことです。