今日はタマゴグミ新人のキシラデコール塗りのデビューでした。(なお、弊社新人の紹介は2月過ぎに行います。それまでは覆面新人ということで)
昨日、大工さんから「鼻水をたらして仕事をしたことがある? 俺って何やっているんだろう・・・と考えるような仕事ををしたことがある?」と聞かれた新人は、「まだないです。」と答えていました。
私も、温かい言葉をかけなくちゃと思い、「そんな仕事を長年やるとね、悟りを開く・・・・わけないよ。」と追い討ちをかけておきました。
今日、ちょっとの間だけ一緒に塗っていたときに「井手さんはこんなとき何を考えているんですか?」と質問されました。
とっさに「それは、会社の将来のこととか、家の仕様のこととかだよ。」とうそを言ってしまいました。
本当は、、何も考えていません。(これ、読まれたらどうしよう・・・)
今のところ嫌がらずやっていますので、将来有望かと思います。
さて、キシラデコール塗りを人任せにした私は、
材料屋さんにいって、棚板等の仕入れをしてきました。
タマゴグミの棚板は、合板程度の見積価格しか入れていません。けど、使用しているのは集成材といわれる化粧の棚にも使われる結構いいものなのです。完全に予算オーバーなのですが、それを何とか予算に合わせる努力をしています。その秘策をちょっと紹介します。
実は、B級品を探して買ってくるのです。B級品とは、運搬時に一部傷がついたり日に焼けてしまったりしたものです。
棚板などは切って使うものですので、傷の部分や汚れている部分を外して使えば十分使えるのです。
今日も、材料屋さんにいって「B級品ある?」と聞き、価格を確かめ、そこから価格交渉です。
「今日は財布の中に、○○万円入っているな。このお金全部使うからいくらにする?」 と札束で相手のほっぺをたたくような交渉をします。 (わたし、結構えげつないかも・・)
今日も満足のいく価格で仕入れが出来ました。
材料屋さんは私が来るときっと 「ゲッ、またB級品野郎が来た。」と思われていることでしょう。
いいんです。安くて良い品が手に入れば、私は満足なんです。