屋根です。屋根の役目はというと、雨を防ぐということですね。
けど他にも役目があります。
直射日光をさえぎる、熱をはじく、音をさえぎる・・・・
それら役目を果たすために、屋根が抱える問題があるのです。屋根も結構大変なんです。
屋根は、昼間太陽に照らされて表面が暑くなり、夜は風にさらされて表面温度がぐっと下がります。 建物の中で一番温度差がある部材といっていいでしょう。
温度差が激しいとどんな問題が起きるかというと・・・そうです、結露です。
屋根の裏側は非常に結露のリスクが高いです。夏冬に限らずです。
この結露を軽減させるために(結露は完全に防ぐことは非常に難しいです)屋根を施工するときに注意する点があります。
ひとつは、通気性をよくして、できる限り湿度を下げ、温度差をなくすこと。 これは、どちらかというと夏の結露防止にききます。
もうひとつは、室内の湿気を屋根裏に極力通さないこと。これは冬の結露防止に効きます。
こんなことを考えながら屋根を施工しています。
たまには建築士らしいことを書いてみました。
さてさて、今日は
お客様と一緒にカウンターの銘木を選んできました。
この汚こい板が、磨くといい板になるんです。 ちなみにこの木は栗です。そう、あの栗キントンの元の栗が取れる栗の木です。(余計ややこしい・・)
どの面を表にして、どんな感じで仕上げるか、仕上げ材に何を塗るかを説明いただきました。
4月完成物件に取り付ける予定です。