岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

業務連絡です

2013-02-19 | 日記

え~勝手ながら、明日20日あさって21日はお休みします。社員全員(といっても2人)で設計研修に行ってまいります。

2人とも抜けることは珍しいので、一応連絡をと思いアップしました。 I大工さん、「お~い、○○持ってきて~」といっても、2日間は動けませんのでご了承を。

 

数年前から、町の工務店ネットというところに入って勉強させてもらっています。小池一三さんが主催する地域工務店のネットワークです。

フランチャイズとかは絶対入らないでおこうと誓って工務店を始めた私。 この会もフランチャイズではありません。純粋に勉強する会です。

 

ずっととって読み続けている専門誌に連載を続けていらっしゃる小池さん。その文書をいつも読みながら「辛口なおっさんやな~、いっぺん会って見たいな、けど怖いやろうな~」なんて思っていたときにたまたま名古屋で小池さんのセミナーがあり参加。

すぐにご挨拶をと思って探したけれどいらっしゃらない。 今日はいらっしゃらないか、残念。と思っていたら、司会が 「代表の小池のあいさつ・・・」

壇上に上がられた小池さんの顔をみて  「え~~~、雑誌の写真 いつの写真やねん。ぜんぜん違うじゃん。ワイルド抜けとる・・」 と一人突っ込みをしたのを覚えています。

 

この会は、全国からすごい工務店さんが集まってきます。凄いといっても、ものすごくたくさん建てているとか、売り方やマーケティングがうまいとかじゃないんです。家に対するこだわり自体がすごい。 ハイレベルの話になると、話すら入っていけない。  だからいつも小さくなって「チョッと聞き耳を」と、情報収集をしています。

 

この会に入る前は、年間にこれだけ売らなくちゃ、、とか もっと家を安くしなくちゃとか 宣伝をがんばらなくっちゃ とか思っていましたが、入ってから皆さんの話を聞いて そんなんど~でもいいや  自分が好きなスタイルの家を 賛同してくれるお客様とともにほんのチョッと造っていければいいや。

と考えるようになりました。

当然タマゴグミとしてコストダウンや、広報活動も行っていますが、自社の家造り理念をねじまげてでもという考えがなくなりました。

 

2日間で大きく変わるとは思いませんが、ひとつだけ、一箇所だけ 進歩できる成果をつかんでこようと思っています。

 

と、ちょっと私の入っている会の宣伝をしました。 同業者さんへ。。 フランチャイズに入るよりはるかにお勧めの会ですよ。いかがですか?

 

うーん、今日は写真がないのでチョッと小ネタを。

先日、久々にバーボンを買ってきたんです。 奮発してメーカーズマークというお酒。 形はこんな感じのお酒 ここをクリック

そしたらですね、さとこさんが  「いやだ、気持ち悪いお酒。」って言ってハサミを持ってきて

たれている部分を切っちゃいました。

なにすんねん!


なーんだ、 って言われる家

2013-02-19 | 日記

昨日は、増築をするか建替えをするかの相談を受けました。色々お話してとりあえずの方針を立てさせていただきました。

写真は、昨日のモデルハウスです。モデルハウスといっても私の家ですから常設のお子様の遊び場がないので、IKEAで購入したテントを建ててみました。結構好評です。価格は・・・1980円 超ローコストです。

 

で、題材の内容です。

長持ちする家を考えるひとつの要素として私は、「な~んだ」って言われる家を狙っています。

タマゴグミの家を見ていただいた方は多分外観も内部の間取りも結構こだわっているな、と感じてくださっているはずです。もしかしたら、複雑、と思っていらっしゃる肩もいるかも知れません。

そうですね、下屋(1階でぽこっと出っ張った部分)があったり、深いバルコニーがあったり、吹き抜けや段差がついた部屋があったり・・・・・

 

けど、私の設計は基本的には単純なんです。 四角い箱と箱を組み合わせているだけなんです。

だから、タマゴグミの家は、小さな箱の要素をどんどん取っていくと、最後には真四角になるのです。そして最後に「な~んだ、真四角だ」と思われるはずなのです。

専門的な内容で理由を書くと長くなりますので、簡単に言います。

 

家は単純な箱がいい。その単純な箱をどう見せるかが設計屋の力量、同じ箱でも仕上げ方によって全く違う箱に見えるのです。

私の力量・・・・どうなんだろうかな??

 

さてさて

 

 

下奈良の家、内部を仕上げています。このかたち、タマゴグミのカタチに育ってきました。いい感じです。

 

粟野の家、内部が仕上がってきました。大きな吹き抜けがある家になります。