岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

リスクがわからないから怖いんだろうな。

2013-02-16 | 日記

昨日は、今年中に家を建てられるお客様と不動産会社へ。

細かい内容は事情があってかけませが、役所のいくつかの課・地主・不動産会社・金融機関とぐちゃぐちゃに絡んでしまった土地。

不動産屋さんの代理の設計屋さん、土地の開発をやっている設計屋さん、そしてお客様代理の私と、それぞれが有利に進むように話し合い。

私の隣でお客様も聞いていらっしゃったけど、内容については法律の問題とかが多いので、多分理解できないと思います。

 

けど、最終判断はお客様、何かあったらすべてお客様が背負ってしまいます。

これって、むちゃくちゃ酷なことですね。だって、お客様はプロじゃないんですから。

私としては、できる限り噛み砕いて、リスクをちゃんと上げて判断できる情報に変える必要があるのですね。

 

最近、これと同じような経験を私がしました。うん、ちょっと違いますね。もう失敗した結果を見せられてですから。

それは、税務調査。2日間かけて、税務調査を受けました。 税務署から署員がいらっしゃって2日間丸まる。

顧問税理士と税務署員との間で、聞いたこともない言葉が飛び交います。  そして結果・・・・はい、追徴金つきの税金がどられます。原因は帳簿のつけ方が間違っていたからです。

 

最後の説明に税務署の署員さんが、「あなたが忙しいのはわかるけど、ちゃんとやらなくちゃ」的なことをおっしゃいました。

まさに、自己責任。 はい、この結果は私が招いたことなんですね。 わかっていますよ、うん、理解できますよ 、けど

そのとき私はチョッとプチンときて、税務署員さんに 「私にはあなた方が何を話していたかさっぱりわからない。それに理解しようとも思わない。そんな勉強をしていたら、うちみたいな会社一発でつぶれちゃいますよ。今回の結果は私が悪いのはわかった。けど原因はどこにあるんだ!」

これ、税務署員さんに言ったわけじゃないんです。隣に座っている顧問税理士さんに言いたかった言葉なんです。

 

そのとき、ハタとおもいました。 私も同じことしていないかな? お客様に難しい問題を噛み砕いて、判断してもらえる内容にしているかな?

ひとのふりみてわが振りなおせ。 っていうことなんだな。と感じました。

 

ということで、現場の様子です。

北方の現場です。看板をつけました。

今日、お客様といろいろ話していましたが、やっぱりいい家になる予感がするんですね。

 

午前中は大垣で地縄張の確認をしてもらいました。 奥様に駐車スペースの感じをつかんでもらおうと車を運転してもらったのですが、私の判断ミスでもうちょっとでスタックさせてしまいそうになりました。すみませんでした。・・・

 

これは昨日の粟野の現場です。もうそろそろ足場が外れます。こだわり大工さん 伊藤大工がいろいろ案を出して進めてくれています。本当に助かっています。

 

今日はここまで。