ここ2日間はみっちりと職人をしていました。
まず昨日の成果は
ダクト作りです。
集熱装置を取り付けて、配線をちょっとして、その後写真の芸術的な(誰も言ってくれないので自分で言っておこう)ダクト作り。
一本の断熱ダクトを自分で作成した定規を使って斜めカット。それを、つないでアルミテープで巻いていくのです。
お昼からはじめて終わったのは夜でした。
そして今日は
荏油塗りです。
養生をはがして、まず枠回りや作り付け家具や棚に荏油を塗って、そして最後に床に塗っていきます。
コツは、薄くのばすこと。 べた付かしてしまうと、そこだけ汚れてきてしまいますし、乾きも悪いです。
ちなみに、タマゴグミでは溶剤などは一切入っていない純正の荏油を使用していますので、完全に乾くまで2週間以上かかります。
荏油を塗ると、、、、いつものごとく最悪の色や・・・・
個人的な好みですが、油を塗ると色がはっきりして杉床として一生のうちで一番最悪の色になります。
1年間我慢をすると、焼けてきて色が落ち着いてきます。3年すると、なんともいえぬいい色になり、5年くらいするとよく通るところにつやが出てきて微笑ましいほどいい感じになるのです。
たとえていえば、新入社員のスーツのようなものでしょうか。
いいものを着ているのに、なんか変。という感じです。
自然素材の家は、できてからじっくりとお客様に育ててもらう家ですので仕方がないですね。