ボール探しの旅を楽しんでいます。
本当に気楽にやっているので、色々な発見をしています
現在は、ラウンドのたびにツアー330RXとe5+を交互に使っています。
どちらも良いボールです。
米ツアーでBSがシェア2位になった原動力の大ヒットボールと
いわれるだけのことはあると感心しました。
330RXは全体を強い力で押したときの軟らかさが
女性用のボールぐらいというコンプレッションなのに
ディンプルパターンや表皮のウレタンがプロ仕様という
飛ばない人向けでもプロの感触を、というボールです。
まず、飛びます。ディスタンス系のボールと変わりないぐらいです。
スピン量は少なめで、アプローチなどもウレタンを感じる
ギリギリのスピン量は維持しています。(実はコアが硬い方が
ウレタンが上手く潰れるのでスピンが掛かりやすい。
このボールはコアが柔らかいのでウレタンが上手く潰れない)
日本にも安定的に供給されていますし、
探せば、1スリーブ千円を切る値段でありますので、
コストパフォーマンスも優れています。
次にe5+。
これは、ツーピースという何世代か前の技術で作られた
大衆向け安価ボールという位置付けです。
ただし、表皮がウレタンなのです。
ツーピースの安価ボールは多々ありますが、
表皮がウレタンというのはこのシリーズだけです。
米国の知り合いから『凄く良いよ』と何度もいわれていましたが、
今更2ピースはないだろうと、全く興味を持っていませんでした。
使ってみて驚きました
古い技術というのは、ある意味で完成されているのだと……
まず、飛びます。飛距離に関しては330RXと変わりません。
そして、ショートアプローチでもそこそこのスピン性能を見せます。
2ピース時代だったら、このぐらいのスピンでもスピンだと
胸を張れる性能です。
それに打感も良いです。カッチリした感じです。
このボール、米国では1スリープ$7ぐらいと聞いています。
凄い安いです。コストパフォーマンスを優先すれば無敵な感じです。
しかし、日本国内には安定供給するルートがありません。
(あっても、どういう訳か高い……)
それが問題ですね。
ナイキONEツアーDのドライバーの飛距離が凄かったことから
ボール探しの旅は始まりました。
私がスピン系のボールばかりを使っている内に
時代は確実に流れていたのだと思い知らされています。
ツアーDはアイアンショットの球が高すぎるという問題があり、
今回の球探しでは、距離はそのままで、球の高さを調整できるものと
いうようなテーマがあったのですが、330RXもe5+も合格です。
そこで疑問が……
いずれも高弾道なので、目が慣れてしまったのかもしれません。
ツアーDはしばらく使っていないので、試してみます。
ゴールが曖昧な旅人は気楽で良いです。
今まで、ボールを決めていないでゴルフをしているなんて
考えられない暴挙でしたが、ラウンドごとという単位であれば
十分に楽しめる(まあ、同じ傾向のボールだからということもあるけど)と
わかりました。
やはり、パターの感触は大切です。
そういう意味で、実は300RXは柔らかすぎて既に不合格です。
(ちなみに、オーバーのミスが出て悩んでいる人にはオススメです。
コンパクションが低いボールはパットでは転がりが今イチだからです。
強く打ってもそんなにオーバーはしません)
まあ、好き好きですから参考として。
ツアーDはパットの感触が抜きに出て良いんですよね。
結局出発地点に答えはあるのか……
もう少し旅は続きそうです