知り合いの飛ばし屋は、
『ボールは空に放つもの!』
と断言します
地面の目標を狙っている内は精度は上がっても
決して飛ぶようにはならないというのです
真偽は別として、断言できる自信があり、
それなりの実績があるということは
本人の中では絶対的なセオリーなのでしょうね。
この飛ばし屋、若い頃は普通の飛距離でした。
急に飛ぶようになったのは10年ぐらい前で
30代の前半でした。
地面から目標を空にしたことがきっかけなのだとしたら
なんだかロマンチックでいい話ができそうです
いつまでも落ちてこない弾道は羨ましい限りです。
私も老後に備えて、40代にして空を狙ってみようか、と
心を揺らしながら、暑かった7月は終わっていきます。
静止画像だとわかりにくいのですけど、
風が吹いて、長く伸びた草に波模様が走っていく光景を見ると
『あぁ! 宮崎駿の世界。ジブリの映画みたいだ』
と毎回思います
右側は深いラフです、とキャディーさんは言いました。
それがこのエリアでした。
確かに深いラフですが……
ボールも見つからないだろうし、
あったところで打てないだろうと思って、
キャディーさんに聞いたところ、
結構ボールも見つかるし、なんやかんやでウェッジとかで
脱出も出来るとのことでした。
密集しているように見えて、隙間があり、
強そうに見えるけど実は柔らかい種類の草が植えられているそうです
まあ、入ってしまえば1打罰みたいなものです。
横目で眺めて『草原みたいだぁ』と輝く瞳でつぶやくのが、
最も有効なり方法です