昔、某地方都市で、車で道に迷いました。
地図を出そうにも、自分の車には
関東地方の地図しか入っていません 
後部座席にいたその地方出身の先輩が
車の窓を開けて、何かを確認して、
「その先で右に行けば、
大きな国道出るから大丈夫だ」
と言ったのです 
その通りになりました。
山並みを見て、その方角と形などから
生まれ育った土地なので
自分がどの辺りにいるのかはわかる、
というのです 
東京生まれの私には信じられない話で、
まさにキツネにつままれたような感じでした。
関東では平野部に住む人は
山並みを見ることはありません 
東京タワーも、スカイツリーも、
見える場所は限られています。
空を見上げて途方に暮れる、
というシーンは滅多にありませんが、
東京砂漠とはよく言ったものだと思います 
画像は、山並みとの距離感が
独特なような気がして撮ったホールです。
朝の弱い光でも、山は見えます 
地元だと胸を張れる場所があるのは、
幸せなことです 
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今シーズン４本目の飛行機雲だ、
と思いながら空を見上げました 
しつこいようですけど、
飛行機雲を数えて、
一定の数になると秋が来るのです 
目の良い人ならわかるかもしれませんが、
画像の中央左の辺りに、
たくさんの点があるのです 
一瞬、鷲か鷹か、と思ったのですけど、
鷲も鷹も群れるという習性があると
聞いたことがありません 
カラスの群れです 
全部で３０羽ぐらいはいたと思います。
１０年ぐらい前に千葉で１００羽以上という
強烈なカラスの群れに遭って、
恐怖の夕方を経験しました
先日は、ナイターの時に
ムクドリの群れがコース内を飛び回っていて
照明が悪影響なのか、と
仲間と話したりしました 
群れて飛ぶカラスは珍しくはありませんし、
どのゴルフコースにもカラスはいます。
でも、なんだか雄大だったんです 
この日に見たカラスは……
今や鳥類の生態系の頂点に
いるという説もあるカラスも
悪さをしなければ
黒くて大きい鳥にすぎないのです 
そんなことを思わせるほど、
気高く群れるカラスは
初めて見た気がします
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