ジュニアゴルファーは
多くの場合、無限の可能性を
含んでいるものですけど、
そのベクトルは色々です
競技ゴルファーに向いている方向も、
教えるゴルフに向いている方向も、
読むゴルフに向いている方向も……
競技ゴルファーに向いている子供は
残念ながら多くはありません
スコアを限界まで削るゴルフは、
子供とは思えない冷静さと
ある意味の鈍感さが融合して
生まれるものです
夏休みに入って、
色々な団体の夏の試合の予選が
毎日のようにあるので、
プロよりも忙しいジュニアゴルファーが
たくさんいます
素晴らしい時代になったと、
感慨深くもありますが、
怖いなぁ、とも思います
特に思うのは中学生の成績です。
予選会場によっては、
決勝に進めるカットラインが
アンダースコアだったりしています。
この数年で、
見えないパラダイムシフトが
あったように感じます
米国で有名なコーチたちは
口を揃えて言います
自分のホームコースは
易しいほうが良く、
常に-5から-8でプレーするように
自分に課すことで、
最高レベルの扉を開けられる、と
易しいコースでアンダー慣れする、
という考え方は昔からありましたが、
定着し、徹底してきた世代は
やっと本格的なゴルファーに
育ってきたところです
現在の中学生は、
競技ゴルファーとして
最初からそういう考え方で
育ってきたということなのでしょう
ゴルフはメンタルでするゲームです。
夢と現実が混じって爆走できるのは、
若いときの特権です
一部のメンタルコーチは、
『慣れ』で出るようになったスコアは、
安易に出なくなってしまうことが
あるので危険だと
警鐘を鳴らしています
技術がなくとも、
強いメンタルがあれば
勝ってしまうことができるゲームが
ゴルフの一つの面でもあります
技術が足りない現実を知れば、
メンタルの魔法はとけてしまいます。
こういう議論をしていると、
頭の中でヨーダが言うのです
「フォースを信じるのじゃ」
スターウォーズのジェダイが、
ジュニアゴルファーに重なるのです。
ちなみに、ジュダイという名称は
日本語の『時代』を語源にしています。
凄い時代が来ているのです
ただ、この未来は
ただ明るいだけでなく、
未知なだけに不安も感じます。
競技ゴルフのシビアなところは、
全員分の椅子が
用意されないことです
今更ながらですけど……
エールを送るしかありません
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