ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

謎解きはティーの後で

2018年05月24日 09時28分35秒 | 用具



ティーショットを打つ愛妻。
くっきりした影を
確認するまでもなく、
晴天の空を意識させます。
結果はナイスショット!
少し飛びすぎて
ドッグレッグの先のラフに
ボールは飛んで行きました。

ゴルフなシーンですが、
何かがおかしいのです。
おわかりになりますか?



ホール表示の看板が
クルッと横を向いていました。

ゴルファー応援して、
和ませようとコースが設置した
ウサギの置物に
驚く人もいるかもしれませんが、
それは既に解決済みです。

実は、後ろのティーから
赤ティーに向かって
カートを走らせていたときに
この異変に
気がついていました。
だから、カメラを向けたのです。

妻は自分のショットに
集中していたので
気がつかなかったそうです。



妻が打ち終えてから
僕が看板を直しました。
触ってみるとユルユルで、
片手でも回せました。
拍子抜けしました。
正しい向きにしつつ、
謎解きのスタートです。

バカがイタズラのつもりで
やってしまった説。
後ろのティーから
打ったボールが当たって
回ってしまった説。
宇宙人がやったUFO説。
横を流れている川の
精霊たちのお遊び説。

謎は謎を呼ぶものです。
何が起きたのか、
考えながらプレーしました。

プレー後、クラブハウスで
答えがわかった気がしました。
一休みするテラスにでたら
テーブルに画鋲などで
しっかり止められている
テーブルクロスが、
前夜から続いていた強風で
剥がされて、外れていました。
「風で回ったんだ」
つぶやいていました。

片手で回せる程でしたので、
看板は強い風が吹けば、
ピンフラッグのように
風の向きにクルッと
回転しても
不思議ではありません・

どうでも良いことです。
謎解きも自己満足です。
でも、観察して情報収集、
予測して、実行するというのは
ゴルフの醍醐味です。

見る力、読む力、分析力、
そして、想像力。
小さなことで鍛えることを
連続して、
蓄積するしかありません。
それもゴルフの内です。

楽しい謎解きになりました。
謎は謎のままということが
普通だったりするので、
今回はすっきりとしました。
たぶん、この経験で
風の中のゴルフレベルが
少し上がったと
信じたいと思います。 

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