ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

決めるのは一瞬、悩むのは永遠

2018年09月20日 09時28分12秒 | 用具



この1打で決まったという
直感的な決断が、
ゴルフ用具選びでは
有効であることが多々あります。

悩みに悩んで、
検討と検証を重ねて、
完全に納得して決めたクラブが
その確信に反して、
全く機能しないことは
『あるある』です。

「悩んだ時点で、
何かが欠けていることを
本能が知っているんです」
ショップにいる頃に
よく使ったキラーワードです。
悩んでいる別候補のクラブを
諦めさせて、
今、手にしているクラブを
買うべきだと促すわけです。

冒頭の画像は、
早朝の朝露のフェアウェイで
放ったスプーンの1打。
飛距離、打ち応え、弾道共に、
パーフェクトだったのです。

ドライバーのような
機能性を詰め込んだ結果、
ぶっ飛ぶスプーンを
ドライビングスプーンと
呼ぶようになりましたが、
そういう中でもダントツで
マッチしました。
新しい物語が始まった、
と本能が告げていました。



こちらはドライバーです。
飛びすぎるスプーンを
使うことになると、
ケースバイケースで
ドライバーは不要になります。

スプーンより飛ばなければ
意味がないのは当たり前。
より飛ぶドライバーが
あることはラッキーです。

同じホールで動画を
何度も撮っていると、
わかることがあります。
1コマごとにボールを確認すると、
4コマ目で、この位置とか
おおよその見当がつきます。
(元の素材では可能ですが、
公開されているものは
画質を落としているので
確認できません)
同じような弾道の場合は、
ほとんど変わらないからです。
ただし……
初速が出ているドライバーは
その位置が違うのです。
当然、コースでも飛びます。

『凄く飛んだ』と実感した
ドライバーは、
後から検証として
コマ割りの分析をします。

そういう意味では、
『この瞬間!』と
決断した瞬間は、
コマ割りをしたときなのかもと
考えたりもします。

いずれにしても……
ゴルフは用具を使うゲームで、
選択することを楽しむものだと
痛感している秋です。 

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