きょうのテレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』で「旅ガチャ」を保衛していた。「ガチャ」は、もともとは「ガチャポン」などスーパーなどにおかれた抽選式玩具販売装置である。私の息子が小さいときにはまっていた。
その「ガチャ」が、今年は初め「親ガチャ」という社会用語になり、いまは大人向けの抽選式商品販売方式になっているという。「旅ガチャ」「肉ガチャ」、本当かいな。
番組では、何を買うか自分で決めるのが大変だから、「ガチャ」がいい、と街頭インタビューで言わしていた。やらせではないか。
ガチャポンは、子どもにとって、100円で何がでてくるのか、の好奇心、冒険心、期待感があったから、はまったのであろう。
私の子ども時代にも、駄菓子屋で10円のくじでお菓子を手に入れることができた。私は小遣いをもらってなかったので、駄菓子屋に行ったことがない。人の話でそう聞いているだけである。
正月の初セリで、福袋を買うという慣習がある。これは、大人向けの「ガチャ」である。安く商品を手にいれることができるからと、いまでも福袋を買う人がいる。
私は商店街の生まれなので、福袋は、その前の年に売れなかったものを袋に詰めて、初セリでお客にサービスする、あるいは、安く売るもの、というのイメージが強い。だから、福袋を買いたいとの気持ちが 私には まったくない。
カードゲームのカードのことをトレーディングカードともいうのだと、最近、ある子どもに教えられた。カードゲームのカードにはいろいろなカードがあって、買うときには、どぱーとカードが袋に入っていて、カードを選べない。ガチャ方式である。
しかし、そのあとが面白いのだという。友達同士でカードを交換して、欲しいカードを手に入れるのだと言う。だから、トレーディングカードというのだ、とその子は言う。
大人がガチャ方式で商品を購入するとき、望みの商品でなければ、職場や近所の友だちと、商品を交換するのだろうか。私は自分の好みがはっきりしており、ガチャで物を買うなんて信じられない。少なくとも、お店で商品を自分の目で見て、選んで買いたい。
[追記]
きょう改めてバンダイの「ガチャポン」をスーパで確認したら確認したら、もはや、100円でなく、200円、300円、400円の3種類になっていた。「ガチャポン」の玉の大きさも昔より大きくなっていた。