猫じじいのブログ

子どもたちや若者や弱者のために役立てばと、人権、思想、宗教、政治、教育、科学、精神医学について、自分の考えを述べます。

「旅ガチャ」「肉ガチャ」、大人が中身を確認せずに買うだろうか

2021-11-25 22:49:11 | 社会時評

きょうのテレビ朝日の『羽鳥慎一モーニングショー』で「旅ガチャ」を保衛していた。「ガチャ」は、もともとは「ガチャポン」などスーパーなどにおかれた抽選式玩具販売装置である。私の息子が小さいときにはまっていた。

その「ガチャ」が、今年は初め「親ガチャ」という社会用語になり、いまは大人向けの抽選式商品販売方式になっているという。「旅ガチャ」「肉ガチャ」、本当かいな。

番組では、何を買うか自分で決めるのが大変だから、「ガチャ」がいい、と街頭インタビューで言わしていた。やらせではないか。

ガチャポンは、子どもにとって、100円で何がでてくるのか、の好奇心、冒険心、期待感があったから、はまったのであろう。

私の子ども時代にも、駄菓子屋で10円のくじでお菓子を手に入れることができた。私は小遣いをもらってなかったので、駄菓子屋に行ったことがない。人の話でそう聞いているだけである。

正月の初セリで、福袋を買うという慣習がある。これは、大人向けの「ガチャ」である。安く商品を手にいれることができるからと、いまでも福袋を買う人がいる。

私は商店街の生まれなので、福袋は、その前の年に売れなかったものを袋に詰めて、初セリでお客にサービスする、あるいは、安く売るもの、というのイメージが強い。だから、福袋を買いたいとの気持ちが 私には まったくない。

カードゲームのカードのことをトレーディングカードともいうのだと、最近、ある子どもに教えられた。カードゲームのカードにはいろいろなカードがあって、買うときには、どぱーとカードが袋に入っていて、カードを選べない。ガチャ方式である。

しかし、そのあとが面白いのだという。友達同士でカードを交換して、欲しいカードを手に入れるのだと言う。だから、トレーディングカードというのだ、とその子は言う。

大人がガチャ方式で商品を購入するとき、望みの商品でなければ、職場や近所の友だちと、商品を交換するのだろうか。私は自分の好みがはっきりしており、ガチャで物を買うなんて信じられない。少なくとも、お店で商品を自分の目で見て、選んで買いたい。

[追記]

きょう改めてバンダイの「ガチャポン」をスーパで確認したら確認したら、もはや、100円でなく、200円、300円、400円の3種類になっていた。「ガチャポン」の玉の大きさも昔より大きくなっていた。