きょう、全国植樹祭に、天皇夫婦がオンラインで参加したという。新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮したためだという。私には、天皇の参加がオンラインになったからといって、感染拡大防止になると思えない。
記事をよく読むと、
《招待者は当初の約4千人から約1千人に縮小した。》
《樹種の紹介係を務めた子どもたちに「緑を守り、育てる気持ちを大切にしてください」と声をかけられた。》
とある。
なんだ、約1千人も集まったのか。そして子供まで駆り出したのか。リアルで集まった人々の感染リスクはどう考えているのか。
天皇は新型コロナにかかっても、ちゃんと治療が受けられる。また、天皇がかかれば、新型コロナのリスクの認識が広がる。
天皇がリアルで参加しないよりも、式典参加の約1千人がオンラインになったほうが良かったのではないか、と思う。
しかし、オンラインの天皇というのは、生きた天皇が要らなくなったということではないか。
天皇制の廃止を日本人も真剣に議論しないといけない。
ここで、タイ国の現状を、しっかりと見つめないといけない。
タイ国は立憲君主制であったが、2014年に軍部によるクーデターが起こり、現在、王室による独裁制になっている。今年2月1日に、ミャンマー国でも軍事クーデターが起き、すでに約800人の国民が殺され、多くのひとびとが逮捕されたり、殴られたりしている。ミャンマー国の軍事政権が強気なのは、隣のタイ国に軍事政権があるからである。
日本をはじめとする国際社会はタイ国に制裁を加えるべきである。少なくとも、日本の皇室は、タイの王室と関係を切るべきである。
生まれながらにして、皇族とする身分制があるというのは、民主政社会にあわない。天皇制を残したのは、日本国憲法の欠陥である。
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