今日、4月30日は、朝からテレビは天皇に関する特集ものばかりである。アマテラスオオカミをはじめとする神々に、きょう、天皇明仁が「退位」のあいさつを行うとのことである。
アマテラスオオカミが皇居の中に祭ってあるとは知らなんだ。辞める天皇が「神々」に礼拝するなんて、いつから、あったのだ。テレビで「神々」なんて口にするなんて、非常識ではないか。天皇が神々に仕えるなんて、政教分離に違反しないのか。
「退位の儀式」なんて、そんなのものは、今回がはじめてである。「日本の伝統」が言い訳にならないぞ。
江戸時代にあったのは「譲位」で、「退位」ではない。「譲位」は、みずからの意志で、誰かに天皇の座を譲ることになる。これは、憲法の「象徴天皇」に違反となる。だから、国民の合意で特例の「退位」が許された、と政府はしたのである。さらに、「退位」の儀式と「即位」の儀式とに、日を分けた。
しかし、天皇や宮内庁は「退位」ではなく「譲位」であると言っているようだ。そして、皇居に祭られている「神々」に拝礼をしたとのことである。
茶番だ。茶番だ。象徴天皇の制度が破綻しているぞ。
みんな、これは、おかしいとわかっていて、喜劇として、バラエティ番組の一部として、ショー仕立てで、テレビ放映しているのだろうか。
祭りだ。祭りだ。きょうは朝から御祭りだ。
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