昨夜は家族揃って観れたスケートカナダ女子FSでした。
結果的には、真央ちゃんは手堅い演技で優勝しました。
真央ちゃんのFSの演技は、最初の昨シーズンもやっていたステップから、
3Aを避けて2Aで決めました。
最初のステップを観て、「今年もこれで来るのかい?」
と家族で顔を見合わせてしまいました。
昨シーズンは、このステップからの3Aは、いつも家族揃って
はらはらドキドキで観ていましたから~
今回は手堅く2Aにしたけれど、本当は3Aにするんですよね・・。
するとまた、家族ではらはらドキドキしながら観なければならないですねぇ~
SPは最初の出から、緊張した面持ちの真央ちゃんでした。
案の定演技も全体的に堅くなってしまって、
ジャンプのミスだけではありませんでしたね。
プレッシャーが彼女を襲ったというか。
SPが終わってからのインタビューでは自信をなくしてしまったようで気の毒でした。
オフでは、まだまだあどけない17歳になったばかりの女の子。
いくらスケートでは天才的といっても、
高校2年生の女の子なのですから、保護者のような存在のコーチがキスクラに
いてくれたら、真央ちゃんももっと楽になるのでは・・
と思ってしまいますね。
男子、高橋選手の場合、キスクラには長年彼を支えてくれた長光コーチがいつも
いらっしゃるではありませんか。
FSは、技術的には昨シーズンの真央ちゃんにしたら物足りない感じがしましたが、
バレエの要素がはいった表現力は素晴らしかったですね。
タラソワコーチの特訓をうけた成果が現れているのでしょうね。
グランプリシリーズは勝ち残らないとファイナルに行けないので
手堅い演技で勝ちをとったのでしょうね。
FSの演技終了後のインタビューでは
ラファエルコーチが自信を持たせて励ましてくれたと語っていました。
FSの衣装はたぶんこれからまた改善されるのではないでしょうか。
音楽はピアノ演奏から始まって後半はチェロが加わりますが、
ピアノと真央ちゃんの繊細な表現力があっていますし、
後半のチェロが加わることによって、
SPから比べたら少し時間の長いFSに向いているのではないでしょうか。
真央ちゃんもこわいものしらずの時期から、プレッシャーと
戦う時期にきたようですね。
荒川さんも昨シーズンからおっしゃっていたように
「プレッシャーを認めること。そして、そのプレッシャーを克服するには
どうすればよいか。」
それを考えるときにきているようですね。