フランス大会 女子 FS

女子は、真央ちゃんの優勝で締めくくられましたが、
FSは、結果を見ても分かるように非常に興味深いものでした。

総合でキミー・マイスナーは、かろうじて2位になりましたが、
FSでは、16歳の新鋭で同じアメリカ、アシュリー・ワグナーに2位を奪われ、
アメリカ勢は、ジャン選手、ナガス選手など若手の追い上げに
マイスナーもうかうかしていられなくなってきました。

全米選手権は男子もそうですが、女子も見逃せません。

フランス大会　女子シングル 最終結果

1 Mao ASADA (浅田真央)　JPN 179.80点 1位 1位
2 Kimmie MEISSNER(キミー・マイスナー )　USA 158.74点 2位 3位
3 Ashley WAGNER(アシュリー・ワグナー) USA 158.63点 5位 2位

FS、曲目として観て感じることは、真央選手(ショパン：幻想即興曲)と
キミー選手(トゥーランドット)のプログラムを続けて観て
どうしても荒川さんのトリノオリンピックの演技を想いだしました。

ふたりともトリノで行われるGPファイナルに出場決定ですので、
再びあの曲が聴けるのです。

フランス大会 男子

お歳暮もやっと送れて今日は一息つきたいです。
といっても主婦の仕事は山のようにありますが・・・



フランス大会、日常の仕事と重なってあわただしく観てしまいましたが、
BSでみた男子はおもしろかったです。特にフリー。
ジュベール選手の欠場で混戦模様でしたが、パトリック・チャン選手の初優勝。
16歳なんですね～まだまだこれからが期待されます。

個人的には、トマシュ・ヴェルネル選手に注目しています。
SPで最終滑走という重圧もあって、今回は実力をいまいち発揮できなかったようですが、
FSでは、日本の祭り囃子を思わせる笛と太鼓による音楽が印象に残ります。
衣装に「勇タロラト」という日本語が書かれていました。
背中にも読み取れませんでしたが、
なにやら字のような物が描かれ興味を持ちましたね。
世界選手権のエキシビションでは間違って「日の丸」を
“逆さ鉢巻”にしていましたが、
彼が日本びいきなのでしょうか。
日本のファンにアピールしたいという気持ちが強いのでしょうか。
いろいろと興味を持たせてくれる選手です。
FSの終盤、突然バランスを失い転倒してしまった姿がなぜか印象的で
助けおこしてあげたくなりました。
残念ながら今回はミスが多く出てしまいましたが、
プログラムの構成はなかなかおもしろいと思いましたし、
完成された演技を見るのが楽しみになってきました。